11月4日(金)、「スマイル秋祭り」を行いました。
これまで実施してきた「学習発表会」に代え、児童会や実行委員会を中心に「子どもたちが自分たちで考え自分たちでつくる」行事として、本年度初めて行った取組です。
峰山小学校の教育目標「将来の社会的な自立を目指して力を伸ばし合う学校」のもと、「学び合う」「高め合う」「認め合う」ための挑戦心や自主・自律の力、一人一人がちがいを生かして協働する力などを一層高めることを目的としています。
子どもたちの目標は3つ
■全校の皆を楽しませる
■自分たちでつくりあげる
■学年を超えてつながりあう
その上で、「峰山小学校の学校祭」のような子どもたちの取組を目指してきました。
そのために、「こんなコーナーをやってみたい!」「こんなコーナーがあったらいいな!」と子どもたちが考え、一人一人が自分のやってみたいコーナーを選んで集まりました。そして、学年や人数は関係なく、自分たちで活動を進めてきました。1年生がリーダーを務めるコーナーもありました。
また、企画や運営、準備も、そのほとんどを子どもたちが考え話し合って進めてきました。
保護者や地域のたくさんの皆さんにお越しいただく中、子どもたちが考えたオープニング・セレモニーでスマイル秋祭りをスタートしました。
児童会や実行委員会の楽しい演出、各コーナーの紹介などで、ワクワク・ドキドキが高まります。
体育館では、様々なコーナーが活動をしました。
おにごっこ、球技(ストラックアウト、ボーリング、ドッジボール、ダルマ落としなど)、レース、それぞれに工夫を凝らしてきた人を楽しませていました。
ステージ発表では、子どもたちの「お笑い」「歌とダンス」の熱演に、拍手や手拍子が贈られました。
教室などでも、様々なコーナーが活動しました。
テーブルゲームやクイズのコーナーは、大人にも子どもにも大人気。アイデアいっぱいで、飽きさせません。
写真コーナーでは、子どもたちから募集した写真の展示と、「この写真、いいね!」の投票が行われました。子どもたちが撮った写真には、見ごたえのある素敵な一瞬が写されていました。
お祭り、くじ、折り紙、お絵描き、的あてのコーナーも大盛況でした。
ビンゴゲームや魚釣り、輪投げ、くじ引きなどの楽しい工夫、描いた絵がプラバンになる嬉しさ、自分の実力にあった用具を選べる的あてなど、子どもたちの「来た人を楽しませたい」という思いとアイデアが炸裂です。
お店、お化け屋敷、工作展示のコーナーも大人気でした。
おばけ屋敷では入場するための長い行列が廊下にできたり、お店では用意した品々が早々に売り切れたりしてしまうほどでした。
工作展示のコーナーは、図工室全体を使ったダイナミックな仕掛けがとても素敵でした。
エンディング・セレモニーです。
これも、すべて子どもたちが考え実施しました。
子ども、来ていただいた保護者・地域の方々、先生からの一言感想を聞いた後、それぞれのコーナーの工夫した活動をたたえ合い、花道をつくって退場しました。
伝統ある学習発表会を大きくリニューアルしましたが、皆様から温かなご理解、見守りと子どもたちへの応援をいただいたからこそ実施できた取組でした。
皆様から頂戴した感想やご意見をもとに、今後もさらに教育活動の工夫を重ね、一人一人の子どもの将来を見据えて挑戦し続ける峰山小学校でありたいと思います。