令和4年度修了式 式辞(抜粋)

令和4年度修了式 式辞(抜粋)

本日で、3学期が終わり、令和4年度も修了となります。今年度は、1・2年生にも3月14日の卒業式に参加してもらうことができ、本当によかったです。皆さんの在校生として式に臨む姿、素晴らしかったです。さすが、網中生です。1年後には2年生、2年後には1年生の皆さんが、卒業となります。その時どんな3年生として卒業していくか、卒業していった3年生の姿を手本としながら、自分自身はどんな姿でありたいか、考えることは大切であると、昨日テレビを見て、改めて「そうだなぁー」と思いました。「そうなりたい自分を明確に持つことで、頑張ることができる。具体的に何をしなければならないかがわかる。ぜひ、なりたい自分を持ってください。」と、WBCで見事侍ジャパンを優勝に導いた栗山監督が、記者の質問に対して答えておられました。「選手は、小さい時、みんながWBCの試合を見て、『自分もそうなりたい』と強く思ったからこそ、頑張れた、努力した。だからそうなれた」と、そのメッセージを大切にしていければと思います。この春休み、「自分は将来こうなりたい」と思いを巡らし、そのために、4月から1つ学年を上げて、どう自分の学校生活を創っていくか、どんな生活を過ごすか、考えて実行に移す、令和5年度につなげてもらいたいなぁーと思います。 さて、本日、修了式ということで、この1年間の学業を終えることとなります。この1年間、完全に新型コロナ前に戻ることとはなりませんでしたが、学習に、行事や取組に、部活動にと、いろいろな場面で皆さんの頑張りが輝いていました。自ら考え、行動したことが、この1年間の学年としての、学級としての、そして、一人一人の成長につながったと思っています。

1年生は、入学してからの1年間で身も心も中学生となりました。特に、この3学期は、クラス解散を意識し、しっかりと締めくくろうと取り組む姿をよく見ました。先生は、いつも全員が朝読書前からきちんと座り、静かに朝読書に向かっている姿を見て、感心していました。それを1年間続けた学年としての力は、大きいです。やりきる行動力を身につけ、1年間を締めくくったと思います。今度入学してくる後輩の手本となる意識を今後も持ち続けてほしいと思います。

2年生は、来年度のリーダー学年として着実に力をつけました。一番身近な先輩として1年生の手本となり、3年生が実質引退した後、新チームの要として部活動を引っ張ってきました。新生徒会本部を中心とした送る会に向けた動きづくり、4月に予定している修学旅行に向けた取組、いろいろな場面で最高学年となるべく行動力を、個人が、学級が、そして、学年が身につけて、2年生を終えました。4月以降は、それを発揮することになります。

ぜひ、この1年間をそれぞれが振り返ってみて、学習面や部活動、行事や取組で頑張ったことは自分で評価し、課題となるところは4月以降、学年を一つ上げての学校生活で克服して、さらに自分を成長させてほしいと思います。

明日から春休みとなりますが、休み中の生活リズムを乱すことなく、学習に取り組む時間を必ず確保し、部活動にも積極的に参加してほしいと思います。4月3日には離任式を行い、お世話になった先生方に感謝を、皆さんとともにお伝えしたいと思います。この春休み、引き続き感染防止に努め、健康で、安全で、次の学年への決意を固める、そんな春休みにしてくれることを期待します。

校長  今度 義則

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