第59回文化祭が終わりました。私は6年前に洛東高校におりましたので、洛東の文化祭の内容が充実していることは十分知っています。私が今までに勤務した10校の府立高校の中で最も素晴らしい文化祭だと認識しています。それで今年もこの文化祭を楽しみにしていましたが、正直、この伝統が引き継がれているか、若干不安な気持ちもありました。
しかし、文化祭が始まってみると、私の不安は杞憂であることがわかりました。各クラス、部活動、生徒会、委員会の発表や展示等に、今年の文化祭のテーマ「Nexus 絆」の精神がよく活きていて、みんなで協力して一生懸命取り組んだ成果が随所に表れており、観ている方も大変さわやかな気持ちになりました。
また、2年、3年と学年が進むにつれて、進歩のあとが見られたことにも驚きました。特に3年生の演劇は感動ものばかりで、よい伝統が引き継がれていることがよくわかりました。さすが、洛東生、やるときにはやるなあと感心した次第です。
文化祭が終わると、いよいよ本年度の後半戦が始まります。気持ちの切り替えを素早く行い、今回発揮した力をさらにパワーアップして、学習や部活動等、あらゆる場面でベストを尽くす洛東生が見られることを期待しています。
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