1年生 伝統工芸授業

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11月17日(水)1年生美術の時間に日本工芸会人形部会の先生方をお招きし、1年生美術選択者は伝統工芸体験を実施しました。

能面の一種である大悪尉(おおあくじょう)を型取った石膏に対して、水と糊を使って和紙を貼り、その形を写しとる「張り抜き」に生徒たちは挑戦しました。和紙を指で小さく切り、へらを使って糊を塗り、石膏に貼り付ける作業は想像以上に難しく、均一に和紙の層を作ることに苦労している様子でした。

人形部会の先生からは、小さな人形の顔の部分だけを作るだけでもこれだけ大変な作業が必要となることを知ったこの経験をいかし、伝統工芸品を見かけた際には、どうやって作っているのか、どんな思いが背景にあるのだろうか、という興味を持ってみてください、と生徒へ声をかけていただきました。