校内授業研究会を実施しました ~つながる言葉  ふかまる考え ひろがる学び~

 令和7年度の本校の研究テーマは、「つながる言葉 ふかまる考え ひろがる学び ~叙述をもとに文章を読み、思いや考えを深め、学びを広げる児童の育成~」です。国語科『読むこと』の学習を中心に、児童がことば(叙述)に着目し、自ら考えをもち、互いの考えを表現し合うことで学びの深まりが実感できる授業づくりをすすめていきたいと考えています。
 9月10日には1年生、9月24日には6年生の授業をもとに、校内研修会を実施しました。

 1年生は「うみのかくれんぼ」の学習です。文章を丁寧に読み、「なにが」「かくれている場所」「かくれんぼの仕方」などについて書かれている大切な言葉を見つけ、そこから考えました。しっかりと文章を読んだり、ことばにこだわって考えたり、体を使って表現したり、学習に意欲的に取り組む姿が印象的でした。

 6年生は「やまなし」の学習です。「宮沢賢治はどうして『やまなし』という題名をつけたのだろう。」という本時の目標にむかって、今まで読み深めてきたことやワークシートの記録をもとに、自分の考えをまとめグループや学級全体で話し合いました。「『やまなし』のお話はわかりにくいなあ。」「筆者は何を伝えたかったのだろう」とはじめはもやもやしていた児童も多かったのですが、話し合いが進む内に「そういうことか。」「なるほどね。」と理解が深まっていきました。互いの意見を出し合いながら、積極的に取り組む姿に加え、お互いの顔を見ながら和やかに話しあう6年生の姿が素敵でした。

 校内の授業研究会には、毎回 南丹教育局から指導主事に来ていただき、助言いただいています。今後も、子ども達の力を伸ばす授業づくりのため、教員研修を重ねていきます。

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