9月20日(土)に2学期最初のArea Studyを実施しました。
今回は、京都産業大学外国語学部英語学科の宮澤直美先生に講座を担当していただきました。
講座の前半は、9.11アメリカ同時多発テロ事件を題材に、4機目の飛行機の乗客の勇敢な行動について、そして、事件の後に起こったアラブ系の人たちへの差別などについて学びました。このパートについては、ほぼすべて英語で説明されましたが、宮澤先生のわかりやすい英語のおかげで、参加生徒は内容をしっかりと理解できていました。

後半は、シリア生まれのアメリカ人作家Mohja Kahfさんの詩を、ペアで日本語訳する活動を行いました。生徒たちは、知らない単語の意味を調べ、宮澤先生からのヒントも参考にして、作品を日本語に直していきました。日本語訳を通して、アラブ系の人たちの置かれた状況を読み取れただけでなく、言葉の持つ力の大きさにも気づくことができました。

宮澤先生、ありがとうございました。
生徒感想:
・最初は英語だけで授業が進みましたが、意外と理解できて、英語の苦手意識が減りました。
・詩の翻訳は、難しい単語を調べて隣の人と意味を考察し合うのがとても楽しかったです。詩の意味を理解できた時はとても嬉しかったです。
・宮澤先生が「英語を学ぶ」ではなく、「英語で学ぶ」ということをおっしゃられていて、なるほどと思いました。