令和4年度1学期終業式 式辞

過ぎてしまえばあっという間に感じるものなのかもしれませんが、誰にとっても新たな環境となり、いい意味での緊張感の中スタートした令和4年度1学期も、本日終業式を迎えました。環境の変化が皆さんを成長させ、たくましく力をつける学期になったと感じています。3年生の修学旅行、春季大会、合唱祭、丹後ブロック陸上、人権学習、そして夢・未来式(3年生)をはじめとする多くの講師の方を招いての学び。挙げればきりがありませんが、皆さんの良いところが本当にたくさん見られました。その最大の要因は皆さん自身の努力でしょうが、それ以外の要因として、支えてくれ、また、受け入れてくれる周りの温かさ、つまり取り巻く環境や大宮中学校のムードもプラスの影響を与えているのではないでしょうか。節目を迎えるにあたり、一人一人でも振り返る時間を取ってみてください。

「自分には良いところがある。」そんな思いをたくさん感じたと思いますが、その中でも一番の場面と言われると、どの場面になるでしょうか。「仲間のことを大切にする、多様な価値観や違いを尊重する、相手の側に立って物事をとらえる。」頭で理解するだけでなく、行動に結び付けられた場面として、どんな場面があったでしょうか。また、最も「自ら意欲的に学んだ」ことをあげるなら、何がそれにあたるでしょうか。

大宮中学校では2学期も引き続き「自分のこと」、「周りのこと」、「自ら意欲的に学ぶこと」の3つを大切に、261名が「つながり」、基本を大切に取り組み、誰にとっても居場所となるような居心地のよい学校に近づけたいと思っています。

明日からの夏休み。陸上部に続き、各部の丹後ブロック総合体育大会、そしてボランティアパソコン部・ブラスバンド部の地域での活躍を皮切りに、たくさんの心に残る経験をしてくれることを願っています。2学期の始業式、しっかりと力をつけ、たくましくなった261名の皆さんと再開できることを楽しみにしています。

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