京都府立西舞鶴高等学校

理数探究科２年生京都工芸繊維大学との高大連携講座
令和５年10月19日（木）
京都工芸繊維大学との「高大連携講座」を実施しました。この講座は本校理数探究科２年生を対象に毎年行っています。１，２時間目は京都工芸繊維大学の先生方に化学に関する実験講座を実施していただき、３，４時間目は２年生の課題研究に対するアドバイスをいただきました。今回は京都工芸繊維大学の足立先生、塩野先生、老田先生、学生アシスタント(TA)として大学院生２名の方々に来校いただきました。実験講座では染色をテーマにした実験や、化学発光を用いた実験を楽しく実施していただきました。ただ実験するのではなく、原理の説明もしていただいたおかげで多くの疑問を持ちながら活動することができました。実験を通して染色・発光という身近にある物質の性質についてその奥深さを実感し、同時に不思議を感じせていただきました。すべての原理を理解することは高校生には難しい内容でしたが、様々な現象に対する科学的な視点を持てるようになる第一歩となるものでした。　３、４限目の課題研究の時間では、生徒が班ごとに進めている研究内容について、現段階での進捗状況や得られたデータについて、先生方とディスカッションを行いました。講師の先生やTAさんからは各テーマについて発表するときの留意点や論理の構成について、建設的なアドバイスをしていただきました。いただいたアドバイスを活かしながら11月に実施される海の京都サイエンスガーデンでの発表に向けて、ポスターを作成する予定です。
繊維による染色の度合いの違いを調べます	比色法という方法を用いました
現象の原理を講義していただきました	化学発光の実験では温度による違いを比較しました
課題研究に対するアドバイスをいただきました	様々なテーマに対して一つ一つコメントをいただきました