京都府立西舞鶴高等学校

理数探究科１，２年生（希望者）メタバースプロジェクト
令和５年９月27日（水）
メタバースプロジェクトが、立ち上げられました。このプロジェクトは、ＮＴＴ西日本の協力のもと、ＤＯＯＲというプラットフォームを使用してメタバース空間を作成することを目的としています。　テーマはサイエンスです。プロジェクトメンバーが理数探究科の生徒であり、理科や数学が好きなメンバーで、その面白さを伝えられれば良いと思いルーム作成のテーマを決定しました。　７月にはハンズオンセミナーを受講し、ルームの作成方法などを学びました。　８月に入ると１年生はポスターや小物作成、２年生は動画作成とルーム作成を行うことに決まり、交流会に向けて、試行錯誤をしながらルームの作成をしていき、９月の交流会で発表できました。　空間は実験室をイメージして一から作成しました。理数探究科に関するポスターや、１年生の夏期実習の様子の動画、２年生の課題研究のテーマと関係の深い音と数学に関する動画、希望者による冠島調査の様子などがわかる動画などを設置することで、本校のPRになる空間を作成しました。　また、Scaniverseというアプリを用いて本校出身でオリンピック選手である大江季雄選手の銅像や、実験室に保管されているホルマリン漬け、鳥の剥製などを３Ｄスキャンし、設置することで実験室の雰囲気も出ています。　メタバース交流会当日は、各校の空間を体験して感想を伝えあえる場を提供していただきました。大人にはなかった発想や空間作成をみることがとてもいい刺激になったと思います。
メタバース交流会のエントランス	西舞鶴高校のルームへの入り口
学校紹介ポスターや動画	２年生の課題研究
冠島の動画	大江季雄像
交流会に参加中	生徒同士で意見も出し合いながら
＜生徒の感想＞
・3D空間で何か作業することがほとんどなかったので、最初は操作に違和感がありましたが、徐々に慣れていきました。貴重な体験ができてよかったです。・今回の活動を通して、高校生の時からこういった技術や多様なアイデアに触れることができるのは、面白い時代の変化だと思いました。それと同時に、私たちにはこれまでより多くのスキルが求められ、柔軟な思考ができる人材の需要が高まっていると思うので、私は積極的にこういった活動に参加していこうと思います。貴重な経験をありがとうございました。