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「夢をかなえる場所がここにある」「勉強も、部活も、全部。」 京都府立西舞鶴高等学校

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令和5年度 卒業証書授与式
令和6年3月1日
 
 3月1日(金)、全日制課程193名、通信制課程14名の計207名が西舞鶴高校を卒業しました。厳粛な雰囲気の中、感動的な卒業式となりました。
卒業証書授与
 校長式辞

舞鶴湾の水面を渡る風にも、春の息吹を感じる季節となりました。本日ここに、京都府議会議員 池田 正義様をはじめ、多数の御来賓と保護者等の皆様の御臨席を賜り、令和五年度京都府立西舞鶴高等学校卒業証書授与式を盛大に挙行できますこと、高壇からではございますが、厚く御礼申し上げます。 

さて、ただ今、卒業証書を授与しました卒業生のみなさん、卒業おめでとう。たくましく成長されたみなさんを世に送り出すことは、我が校にとって最大の喜びであり、教職員一同、心から祝福するものであります。

 みなさんが西舞鶴高校で過ごされた時期は、新型コロナウイル感染症対策による様々な制限とともにありました。その間、教育のデジタル化、新たな価値の創造、新しい働き方の出現のように、社会構造は急激に変化しました。そして、みなさんは西高での生活を通して、変化を前向きに捉える力、未知なるものに挑戦する力、失敗から復活する力などを身に付けてきました。これから、西高で培った力とともに、他者とつながりより良い変化を生み出す人間力を発揮してほしいと思います。

さて、本日は多様性についてお話をしたいと思います。多様性とは、異なるバックグラウンド、経験、考え方、文化等が交わり合うことです。多様性があることで、私たちは互いの違いを認め、尊重し、共に成長することができます。

西舞鶴高校には、全日制と通信制の2つの課程があります。かつては、夜間に学ぶ定時制課程もあり、3つの課程が存在する高校でした。異なる課程の生徒が教室や体育館、グラウンドなどを共同で使っています。例えば、通信制の授業がある前の日には、全日制で使っている教室に私物を置かないようにし、スクーリングの日は体育館を空けたりしています。逆にスクーリングの後は、翌日の全日制の授業に影響しないよう、整理整頓がなされています。多様性という言葉は使わなくても、お互いにその存在を認め、自分とは異なる存在を受け入れています。多少の不自由はあったかもしれませんが、異質に対する理解と寛容が育まれてきたと思います。

 多様性に目を向けられ始めたのは、少子高齢化による人材不足、労働力の減少によると言われています。多様性を受け入れることで、性別や国籍、年齢などにとらわれずに、優秀な人材を確保することができます。そして、その高い能力を発揮してもらうことは人材育成にもつながります。現在では労働人口の確保のためだけではなく、多様性は、チームワークや協力の場面で大いに活かされます。異なる人生経験や得意分野を持つ仲間たちと協力し合うことで、より創造的で効果的な解決策が生まれ、持続可能な未来を築くことができます。他者との違いを受け入れ、異なる視点から物事を見ることで、新たな発見や学びが生まれます。異なる意見や文化に触れることで、自分自身がより豊かになり、広い視野を持つことができます。

 一方で、多様性を受け入れると同時に、みなさんには、自分の個性を大切にしてほしいと思います。他者との違いこそが、みなさん一人一人を特別な存在にしているのです。自分自身を知り、誇りを持ち、他者との共感を深めることで、多様性が生み出す力を最大限に引き出すことができるのです。

 全日制の学校祭では、生徒会メンバーを中心に、いろいろな立場で多くの3年生が活躍しました。準備段階では様々な苦労があったと思いますが、当日は学校祭を楽しむ笑顔があふれていました。学校行事や部活動、ボランティア活動などを通じて、向上心や協調性、問題解決力が育まれたと思います。普通科と理数探究科、学びの内容においては、異なる部分もありましたが、3年間の西高生活で、第76回卒業生のみなさんの絆は強く結ばれたと思います。みなさんにとって、西舞鶴高校は、知識の拠点でありながら、同時に「努力と友情」の大切さを学ぶ場でもあったと思います。

通信制での学びには、週一回のスクーリングと多くのレポート作成の苦労がありました。テストに向けた学習を自分のペースで進めることにも多くの困難があったと思います。通信制課程を選んだ理由も様々で、玄関からの一歩がなかなか踏み出せずに悩んだ日々、仕事や家事で疲れた体にむち打ってレポートに向き合った日々だったと思います。その困難をみなさんは見事に乗り越え、卒業までたどり着くことができました。通信制課程の文化祭である彩雲祭、生活体験発表などで、年齢、人生経験の異なる多様な集団がゆるやかにつながっていたと思います。本日手にした卒業証書には特別な価値があることと思います。 

全日制・通信制それぞれの学びを修了し、今、みなさんは門出の時を迎えています。楽しかった、嬉しかった、大変なこともあった西高での日々の記憶と仲間たちの存在が、明日へと踏み出すみなさんの背中を優しく押してくれることでしょう。本日をもって西舞鶴高校はみなさんの母校となります。卒業は一つの到達点であると同時に、新たなる学び、挑戦へと向かう出発点でもあります。一か月後の4月1日には全ての卒業生が法的な成人となり、新しい生活をスタートさせることになります。主権者として自由と権利の領域が広がる一方で、相応の社会的・経済的な責任を果たすことが求められます。

引き続き、変化を前向きにとらえ、未知なるものにも挑戦する勇気、転んでも立ち上がる回復力、他者とつながってより良い変化を生み出す行動力などを磨いて、前に進んでください。みなさんの未来を応援しています。

 後になりましたが、保護者等の皆様におかれましては、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。晴れの姿を御覧になり、感慨もひとしおのことと拝察いたします。お子様の事で心ときめくこともあれば、時に心配で眠れぬ夜もおありだったと思います。子育てや教育について振り返る時、実は我々大人の方が子どもによって学んできたと感じることが多いと思います。皆様の子育ての姿から我々教職員も多くのことを学ばせていただきました。これまで賜りました本校の教育に対する御理解と御協力に、感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

  結びに、卒業生のみなさんが、未来を豊かに、そして、しなやかに生きていかれますよう、心から願うとともに、本日、御臨席いただきました皆様方の御健勝と御多幸を祈念し、式辞といたします。 

令和六年三月一日            
                 京都府立西舞鶴高等学校 校長 田邉 仁司
 
 送辞
 
答辞
 
 卒業記念品贈呈


 
 全日制からはスポットライト2基、キューブスツール5個、通信制からはアンケートボックス1個をいただきました。
 
吹奏楽部が会場を盛り上げました。
 多くの方に支えていただき、高校生活を終えて無事卒業を迎えることができました。感謝申し上げます。ありがとうございました。

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