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「夢をかなえる場所がここにある」「勉強も、部活も、全部。」 京都府立西舞鶴高等学校

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 2学期 終業式
 令和5年12月20日
 校長式辞
 校長先生からは次の話がありました。
 
 みなさん、おはようございます。

 約4カ月、長丁場の2学期でしたが、本日、無事に終業式を迎えることができたこと、大変うれしく思っています。

 今年になり、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行したことで、2学期に予定されていた大きな学校行事を本来に近い形で実施することができました。

 9月の学校祭では、クラスごとに発表や展示を行った文化祭、5つの団編制で競技や応援発表を競った体育祭、どちらとも、皆さんの笑顔、その笑顔にたどり着くまでの苦労、込められた思いを感じ取ることができました。本日配られるPTAだよりには、学校祭で活躍した、多くのリーダーたちの感謝の思い、来年度への期待の言葉が記されています。しっかりと読んでください。

 今年で49回目となった伝統の提言コンテストも、校内放送ではなく、対面で実施することができました。西高生全員が学校生活や身のまわりのできごと、生き方への提言を行い、自分の考えを文章にすることで新たな気づきが得られたのではないでしょうか。代表9名の思いを巡らせた堂々とした提言は、来年の第50回記念大会への期待を抱かせるものでした。 

 12月の2年生研修旅行は久しぶりに沖縄での学びとなりました。約200名での3泊4日の日程の中で、平和学習、マリン体験、研修旅行委員が企画したレクリエーションなどを充分に楽しめたのではないかと思います。

 さて、学校では、なぜ、そういった行事が行われるのでしょうか。単に思い出作りのためだけではありません。

 私は、コミュニケーション能力、責任感や忍耐力、思いやりなどの非認知能力を育むためだと考えています。もちろん、行事に取り組む生徒も先生も、それらの育成を強く意識しているわけではないと思います。校内はもちろんですが学校外や異年齢の人と新しい人間関係を作る、自分の役割に粘り強く取り組んで責任を果たす、集団で取り組む中で周囲に配慮ある行動をとる、といったことが非認知能力を育みます。学校は、学力や運動能力だけを育む場ではなく、様々な力を身に付ける場所なのです。

 現在、働く上で求められる力は、注意深さ、真面目さ、読み・書き・計算等と言われますが、2050年には問題発見力、的確な予測、革新性(新たなモノ、サービス、方法等を作り出す力)等に変わると予測されています。もちろん、激変の時代ですので、その予測どおりになるとは限りませんが、みなさんには各時代を生き抜くための様々な力を身に付けてほしいと願っています。現状維持は後退です。現状維持バイアスに陥ることなく、新しい力を身に付ける場面を大切にしましょう。

 先ほど述べた他にも、2学期はいろいろな行事がありました。西高生が行事を楽しみ、躍動する姿をホームページなどでたくさん発信することができ、保護者等、同窓会、地域のみなさまにたくさん紹介することができました。新聞やホームページで西高生の活躍を見て、西高生を応援するために高価な品を寄贈いただいた同窓生の方々への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 さて、3年生のみなさんへ。既に希望進路合格を果たしたみなさん、本当におめでとう。卒業までに何ができるか、どんな力を身に付けるか、考えてみてください。これから一般入試に挑戦するみなさん、粘り強く頑張りましょう。まだまだ伸びます。目標に向かって集中力を高め、悔いを残さないよう勉学に打ち込んでください。みなさんの先輩たちの中には、3年冬休みの追い上げで大逆転劇を演じた人がたくさんいます。次はみなさんの番です。

 1・2年生のみなさんは、先輩たちの姿をよく見て、先輩からたくさんの話を聞き、自分の希望進路の実現に向けて、参考にしてほしいと思います。

 令和5年も残り少なくなってきました。健康に留意し、交通安全を心がけて、来る年を、みんなが新たな決意で迎えられることを願って式辞とします。

生徒指導部長講話 
 生徒指導部長からは、和辻哲郎さんの「間柄的存在」についての紹介後、次のような主旨の話がありました。

 人と人との間にあるものは、目線や仕草、コミュニケーションツールなどがある。誤った『間』の使い方は人を傷つけることになる。相手の立場・気持ちになった言動をとってほしい。

進路指導部長講話 
  進路指導部長は、「ジェネリックスキル」の紹介や身につけ方について、次のような主旨の話がありました。

 人生100年と言われる時代に求めらる「ジェネリックスキル」は思考力・判断力・表現力の「リテラシー」、主体性・多様性・協同性の「コピテンシー」で構成されている。芦屋市の高島市長は「テストの振り返りは間違い直しではなく、自分の傾向と対策を分析するために行うもの」という主旨のアドバイスをしているが、身近なところでも身につけることができる。

 表彰
 2学期に活躍した生徒の表彰がありました。

演劇部
第35回京都府高等学校演劇大会優秀賞 受賞
 
   
提言コンテスト入賞者 

最優秀賞
2年生 佐藤 さん
 
優秀賞
3年生  堀 さん

優秀賞
1年生 塩根 さん
 
審査員特別賞
1年生 上枝 さん
   
税に関する高校生の作文 

公益財団法人納税協会連合会会長賞
1年生 吉岡 さん
 
舞鶴地区租税教育推進協議会会長賞
1年生 高橋 さん

バナースペース

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