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冠島調査

令和8年5月8日(金)~11日(月)
 3泊4日の日程で、本校理数探究科の生徒8名(2年生6名、1年生2名)が、舞鶴市冠島において実施されたオオミズナギドリ調査に参加しました。
 本校理数探究科では、希望生徒が舞鶴市及び環境省からの特別な許可を得て、天然記念物であるオオミズナギドリの集団営巣地・冠島に渡島し、標識調査の補助を行いながら、毎年継続して調査・研究活動を行っています。今年度も、生徒自身の探究テーマに基づき、貴重なフィールドデータの収集を行いました。
 無人島である冠島での調査は、まずテントを設営し、生活空間を自分たちの手で整えるところから始まります。水や食料を運び込み、生態系に配慮しながら最低限の環境整備を行い、野営生活の基盤を築きました。
 初日は、雨や強風に見舞われ、調査環境としては厳しいスタートとなりました。しかし、2日目以降は天候に恵まれ、計画していた調査を順調に進めることができました。
 夕方には、オオミズナギドリが帰島前に冠島周辺を反時計回りに旋回する「鳥まわり」と呼ばれる現象を観察し、望遠鏡を用いて個体数のカウントを行いました。日によって観測数にばらつきが見られるなど、未解明な点も多く、生徒たちは自然の奥深さを実感していました。
 夜間には、冠島調査研究会による標識調査の補助を行いました。調査区画内でオオミズナギドリを捕獲し、足環(リング)の装着や読み取り、データ記録など、専門的な調査活動を体験しました。これらのデータは、今後山階鳥類研究所により管理・保管され、長期的な研究に活用されます。
 また今回は、オオミズナギドリ調査だけでなく、島内に生息するさまざまな生き物の調査も行い、自然環境への理解を深めました。さらに、環境省の方々、大学生、専門家の方々と寝食を共にしながら交流することで、研究の現場や進路について直接話を聞く貴重な機会ともなりました。
 本校では、今後これらの調査結果を整理・分析し、考察・発表へとつなげていく予定です。今回の体験を通して感じた、舞鶴の自然の豊かさや調査研究の魅力を、広く発信していきたいと考えています。
 最後になりましたが、実施にあたり、舞鶴市役所歴史文化まちづくり課、輸送支援をしていただいた海上自衛隊の皆様をはじめ、調査に同行し専門的なご指導をいただいた冠島調査研究会の皆様、環境省の皆様、大学関係者の皆様に心より感謝申し上げます。


海上自衛隊の皆様、輸送支援をありがとうございました

冠島が近づいてきました

帰島前のオオミズナギドリをカウントしています

帰島したオオミズナギドリ

特別な許可を得て、足環を装着します

テントサイトでは楽しく過ごすことができました

4日間、美しい自然を感じることができました

バナースペース













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