30年が経ちました

 30年前の1月17日、「阪神・淡路大震災」が起こりました。

 朝の5時46分に起きた大きな地震で、多くの建物がこわれ、高速道路も倒れました。いろいろなところで火災が発生し、たくさんの人が家を失って学校の体育館などの避難所で生活することになりました。

 この地震によって広い範囲で大きな被害がありました。6434人が亡くなり、行方不明の方もおられました。朝早かったこともあり、まだ寝ていて被害にあった人も多かったと言われています。

 京都も大きく揺れて、食器棚が倒れたり、線路が曲がって電車が動かなくなったりしました。大きな地震がしばらく起こっていなかったため、日本全体に衝撃を与える自然災害でした。

 阪神・淡路大震災の被害を忘れず、私たちは常に備えておくことが大切ではないかと思います。学校では避難訓練や安全指導なども行っていますが、「自分の命を自分で守る」ために、子どもたち一人ひとりが常日頃の備えを意識してほしいと思っています。

〇「ローリング・ストック(ふだんから少し多めに食材、加工品を準備し、使ったら使った分買いたして一定量の食料を家に備蓄しておく方法)」と言われる保存食の備蓄

〇家族みなさんで避難場所を確認すること

〇いざという時の連絡方法

など、改めてご家庭で話す機会を作っていただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いします。

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