日本や海外の高校生が、地球規模の課題解決策を交流~京都府WWL高校生サミット~
令和7年10月25日(土)京都府立高等学校9校、京都市立高等学校3校、府外高等学校3校、オーストラリア1校の計69名の高校生が、オンラインで交流する京都府WWL高校生サミットを開催しました。
京都府WWL高校生サミットの概要は、こちら

全体会では、開会式の後、講評でお世話になる、福知山公立大学 杉岡秀紀准教授、京都ノートルダム女子大学 スティーブン・ハーダー教授の紹介をしました。
その後、参加者は、日本語部門または英語部門に別れ、部門内でさらにブレイクアウトルームに別れ、セッションを開始し、自己紹介の後、それぞれの生徒が事前学習の成果(課題解決策のプレゼンテーション)を発表しました。また、英語部門では、京都府名誉友好大使2名と京都ノートルダム女子大学の大学生4名にファシリテーターとしてご協力いただきました。

英語部門「科学技術と自然が調和する豊かな未来社会の創出」グループでの生徒発表です。

次に、グループ内で、最も優れた解決策を1つ決め、さらに良いものになるよう検討します。
最後に、各グループで練り上げた解決策を日本語・英語それぞれの部門全体の中で発表し、講評をいただきます。

日本語部門での発表です。
参加者の感想
〇今まで意見を積極的に言うことができなかったけれど、この時間を通して相手を尊重しつつ、思っていることを素直に伝えることができました。すごく楽しかったです!
〇地域課題について議論しました。自分たちの地域を良くするためのアイデアを出し合う中で、講評の先生から「地域・行政・企業の3つの視点を結びつけて解決することが大切」という言葉をいただきました。その言葉を通して、1つの課題を多方面から見る重要性に気づきました。今後は地域全体を巻き込んだ考え方を意識しながら、より実現性のある提案を考えていきたいです。
〇やはり、人によって持つ考えや意見は違うんだなーと実感した。事前学習の共有を行う際も、それぞれ調べてきていることが全員異なっていて、自分の当たり前はみんなの当たり前ではないんだなと思ったことが印象に残っている。多文化共生について学ぶにつれ、己の持つ知識だけでなく、価値観や視点も少し広がったように思う。これからも「ふしぎ」をもとに物事を調べ、交流し、自らの世界を広げていければいいなと思った。
〇今回英語でグループワークをしましたが、とても難しいものだと感じたのに加え自分自身の英語の弱さについても再認識できる機会になりました。初見ということもあって意見をまとめるのがとても難しかったけど最後にはいい感じにまとまったしその時に達成感が得られました。この体験と気持ちは忘れないようにしようと思いました。
〇I would like to thank you for the opportunity for programs like this as I find it fascinating to understand and talk to other people about the issues in different countries. It deepens my understanding of the world, allows me to understand and challenge other people’s perspectives, and in general deepen my global competence.
Which is why, I would love to participate in my events in like this and this program was a great and funny opportunity.(このようなプログラムに参加する機会をいただき感謝申し上げます。異なる国々の課題について理解し、他者と議論することは非常に興味深く、世界への理解を深めるとともに、他者の視点を理解し問い直す機会となり、総合的なグローバル・コンピテンシーの向上につながります。今後も同様のイベントへの参加を希望しており、今回のプログラムは素晴らしく楽しい機会となりました。)
参加者アンケート


