人権講演会

 地域にお住いの中西さんという、目の不自由な方に来校いただき、講演会を開きました。
 子どものころから目が見えない中での様々な苦労などを話してくださいました。苦労はあっても、触れば時刻が分かる腕時計や点字のついた調味料、しゃべってくれる電子レンジなど、生活をサポートしてくれる物があったり、いろんな人の支えがあったりして、楽しく過ごすことができていることも語ってくださいました。マッサージのお仕事もされていて、いろんな人との関わりがあったこと、また、カラオケがお好きで、目が見えなくても歌ったり楽器の演奏をしたりする人もいることを教えてくださいました。もし、目の不自由な方を見かけたら、そっと話しかけてほしいと言っておられました。子どもたちにとって、これからいろいろな人と関わることがありますが、そのうちの1人として、体の不自由な方もおられるので、そんなときにどのような関わり方をすればよいのかを考える良い機会になりました。

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