障がい者理解学習【10月31日・11月1日】

障害のある人について学び、正しく理解すること、ともに学びお互いを認め合う心情や態度を育てることを目的に理解学習旬間を設定しています。1学期の初めには、「はばたき学級」や「ことばの教室(巡回指導教室)」についての理解学習を行いました。2学期は、身体障害、視覚障害、聴覚障害、知的障害についてや、特別支援学校や高齢者福祉施設について、学年ごとに学んでいます。

4年生 高齢者理解「一緒にできること」

31日は4年生の高齢者の理解学習を行い、紫豊館の職員様に来校いただきました。紫豊館についてのお話を聞いたり、車椅子に乗っている人が周りをどのように見ているかを動画で体験したりいました。高齢者になると見えにくくなってきたり、聞こえにくくなってきたり、体を自由に動かすことが難しくなってきたりすることを学んだ後、介助する役とされる役のペアで車椅子体験や、アイマスク体験をしました。やさしく声をかけながら介助体験を行っていました。

3年生 視覚障害「自分にできることをかんがえよう」

毎年、視覚障害について分かりやすく教えてくださる田村さんに、今年もお越しいただきました。田村さんは、大人になってから視力を失うという経験をされましたが、身の回りのことはほとんど自分でされていること、音声パソコンなどを使ってお仕事をされてきたことなどお話しくださいました。子どもたちはアイマスク体験でどのような介助をすればよいのかについても体験を通して学ばせていただきました。また、全員の子どもたちが音声パソコンの入力を近くで見せていただいたりしました。とても親しみやすくお話しいただき、子どもたちもたくさん質問していました。

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