
令和6年度 第1学期終業式 式辞
本日をもって令和6年度の第1学期が終了となります。振り返ってみますと昨年の1学期スタート時は新型コロナの影響が残っていましたが、5月以降コロナによる行動制限が解除になりほぼ通常通りの学校生活が送れました。今年度は油断していたわけではないですがコロナによる2日間の学年閉鎖を余儀なくされました。それでも3年生の修学旅行、文化発表会など予定していた行事が大いに盛り上がりました。
ひとつ、例年と違うのは、すでに綴喜夏季大会が終了したこと。夏季大会など部活動の大会では皆さんに経験してほしかったことが2つあります。
ひとつは夏季大会の壮行会でお話しましたが「目標に向かって努力を重ねよい結果を残すこと(目標を達成すること)」いわゆる成功体験です。この積み重ねが自信となり次への新たな挑戦につながります。
もうひとつは「目指していた結果が残せなかった」経験です。この先精一杯努力しても叶わないことは山ほどあります。そのときどう考えるのかということです。どうせうまくいかないからと努力を止めるのか、次はうまくいくかも知れないと一層の努力を重ねるのか、これは自分自身が決めることです。
一方で本当に最大限の努力をしてきたかを振り返ることも大切です。うまくいかなかったことを「責任転嫁」することなく同じ失敗を繰り返さない決意が次の成功につながります。
それでは明日からの夏休みはとにかく何事にも全力で、色々な成功体験、失敗体験を積んでほしいと思います。これが皆さんの成長に必ずつながりますから。始業式は8月27日(火)です。全員が元気な姿で登校してくれることを楽しみにしています。