今年度、高等部では読書活動の推進に力を入れています。授業等での図書ラウンジの利活用を増やしていますが、高等部の教室からは少し距離があるのが実情…
そこで、もっと身近に本と触れ合える環境を作ろうと、新たな取り組みとして廊下配架を始めました。これは、教員が高等部の生徒たちにぜひ読んでほしいおすすめの本をセレクトし、教室前廊下の談話スペースに配置するものです。
本を入れる箱は教員の手作り。さらに、教員の写真を使ったPOPでデコレーションを施し、生徒たちの興味を引く工夫を凝らしました。「○○先生のおすすめなら、読んでみようかな…」と手に取ってくれることを期待しています。
教員のセレクトには、生徒たちへの想いが込められています。日々の授業の中で見えてきた興味や、これから広げてほしい世界への願い。それを本と結びつけ、新たな発見や成長の種を届けたい。小さなサイズに教員の想いをたっぷりと詰めた本棚が、一冊でも多く生徒との出会いを生みますように。
