一流の接遇、体感。(接遇研修会) 

高等部の様子

9月に大丸京都店で開催される「ふれあい・心のステーション」は、府内の特別支援学校高等部の生徒が自校で製作した製品を販売し、地域の方々とふれあう貴重な機会です。その準備として、今回は大丸京都店から講師の方をお招きし、本物の接遇を学ぶための研修会を実施しました。

研修会には、各校を代表して2〜4名の生徒が参加しました。講師の方からは、大丸京都店で実際に行われている接遇について、「5大行動(笑顔・あいさつ・大きな声・返事・機敏な動作)」や「接客の基本8大用語」などを、実演を交えながらわかりやすくご説明いただきました。

座学だけでなく、手鏡を使って笑顔の練習をしたり、口角を上げることの大切さを意識しながら表情づくりに取り組みました。また、他校の生徒とペアになり、自己紹介から始めて、お互いに店員役・お客様役を交代しながら接客のロールプレイを行いました。初めて会う仲間との交流は緊張もありましたが、次第に打ち解け、互いに励まし合いながら学びを深める姿が印象的でした。

生徒たちは、「笑顔の大切さがよくわかった」「今日学んだことを生かし、ふれステに向けてさらに練習に励みたい」といった感想を口にしており、研修を通して自信と意欲を高めることができました。

今回の研修で学んだことは、各校に戻って仲間に伝え、今後の接客練習に活かしていきます。9月の「ふれあい・心のステーション」では、自分たちが作業学習で心を込めて作った製品を、お客様に気持ちよく購入していただけるよう、より良い接客を目指して準備を進めてまいります。

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