1月29日(水)と31日(金)に宮津天橋高等学校加悦谷学舎による出前授業で「紙」について学ぶ授業を実施しました。普段何気なく使っている紙は、いつごろから使われるようになり、どのように作られているのかを、紙すき体験を通して学びました。稲わらを細かくし、下処理したものをミキサーでさらに粉砕し、パルプを作ります。そのパルプを水のりの入った溶液に入れて、「漉き簾(すきす)」(網)と「漉き桁(すきけた)」(枠)ですくいとって水を切ります。枠から外してクリアファイルに置き、さらに雑巾で水をしっかり取り除き、網を外すと…。はじめはおそるおそるパルプに触っていましたが、慣れてくると何度もチャレンジする子どもたち。自分たちなりに考えて何回も重ねたり、つなげて大きなものをつくったりする職人もいました。体験を通して理解を深める時間となりました。








