◆ 具体的にイメージする学び(5年)

 5年生では算数の授業で「円周率」が登場します。円周と直径の関係から導き出されるものとして教科書にも登場します。子どもたちは、円周と直径から円周率の数値を導き出すことを、様々な方法で「実際にやってみる」ことを通して学んでいます。教科書にも昔で言う「雑誌の付録」のような、厚紙で作れる検証用の実験キットのようなものもついています。切り取って鉛筆にいろんな直系の丸い型紙を差し込み、スケールの上をコロコロと転がします。「すべる!」「ちょっとずれる!」など言いながら取り組みます。また、リボンを巻いた大きな円盤を使って、一周の長さと直径の関係をグループで調べるメンバーもいます。1メートルの定規で足らなかったりいろいろと自分たちで工夫しなければいけないこともありながら、でも、実際にやってみることで気づくことがあります。そんな算数の時間でした。

タイトルとURLをコピーしました