「こども主語」の授業として、自分で自分の学びを深めることをねらいながら授業改善を進めています。4年生、社会科の授業です。社会科の教科書には、見開きの2ページで取り上げている題材の内容はもちろん、「何を学習するか」のめあてや、重要語句、語句の説明、内容を深堀りする資料(グラフや表、写真など)などのたくさんの情報が掲載されています。最近は掲載された2次元コードにアクセスすると、分かりやすい動画の説明や、実際の様子を見られる資料まで用意されています。まずは、その教科書の情報を自分でしっかり読み取るところからスタートします。子どもたちはそれぞれに資料を読み取りながらまとめたり線を引いたりしながら自分の中に落とし込みます。疑問に思ったり感じたことを共有したりしながら、ペアやグループで学びをさらに深めます。(つづく)


