1月31日(金)、株式会社『にんべん』さんに来ていただき、だしの出前授業をしていただきました。
この日の家庭科室は朝からとても良いにおいがしていました。教室に入ってくるなり「いいにおいがする!!」と5年生の児童達。まずはかつお節ができるまでのお話を聞き、かつお節だしの取り方の実演をしてもらった後は、お待ちかねの試飲です。
かつお節をたっぷり使ってとっただしの香りや色の違いを観察しながらまず一口。「きれいな色」「すごく良いにおいがする」「おいしい!!」と味わった後、もう一つのだしと飲み比べてみよう!!
「どっちがおいしかったかな」との質問にみんな「2つ目のだし!!」・・・実は2つ目のだしは『顆粒だし』でした。「だしだけよりも塩やうまみが加わるとさらにおいしくなるよね」との説明を聞き、だしの組み合わせ等も学びました。
だしの飲み比べをした後は、いよいよかつお節の削り体験です。講師の先生の話をしっかり聞いて、削ってみると・・・。先生のようにはうまくいかず、粉のようなかつお節にしかなりません。でも、何度も挑戦していくうちに削るコツをつかんで、きれいなかつお節ができました。削った後は、試食をしてみよう!!「ふわふわでおいしい!!」「かつおの良いにおいがする!!「ごはんがほしい」など、みんな本枯れ節のおいしさにびっくりしていました。また、だしをとったあとのかつお節でふりかけも作っていただき、こちらも試食。各テーブルから「おいしい!」とみんな大喜びでした。
最後は、今日の質問や感想を。「かつお節をつくるのに半年もかかるなんてびっくりした」「かつお節をつくるのにカビを使うこと初めて知った」「かつお節の堅さがギネスブックに載っているなんて思わなかった」「ふりかけがおいしかった」などたくさんの感想がありました。かつお節を削る体験や、だしの飲み比べ、フードロスのふりかけなどたくさんのことを教えていただきました。