だしで味わう和食の日

給食室

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され10年目の今年。「和食の日」である11月24日の給食は「だし」をきかせた給食が登場しました。

今日の献立はごはん、牛乳、鶏肉のみそ焼き、千草和え、すまし汁でした。いつものすまし汁は「かつお節」でだしをとっていますが、今日は特別に「昆布」と「かつお節」の2種類をつかって「だし」をとりました。

いつものすまし汁と違い、うまみたっぷりのすまし汁は味も香りもちがい、「おいしい!!」との声をたくさん聞くことができました。また、5年生では「煮干し」を使ったおみそ汁とごはんの調理実習があり、せっかくなので今日使った昆布とかつお節も紹介し、少しお話をさせてもらいました。

5年生の給食での様子です。実習では自分たちがだしをとったあとの煮干しを食べてみる児童も多く、せっかくなので給食で使った昆布とかつお節も味見をしてもらいました。だしをとった後のかつお節や昆布をたべて「味がしないなぁ」「おいしくない」との声がありましたが、だしをとる前のかつお節をだすと「おいしい!!」「かつお節のにおいがする」「ごはんにあう」といい反応がありました。これが「だしのうまみ」なんだよ、と話をさせてもらいました。和食の日にあわせて給食だよりの特別号を発行していたので、事前に「だし」のことを知っている児童も多くいました。今回の実習や給食を通し、和食文化や和食の基本である「だし」に少しでも親しみを持ってくれたらと思います。

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