2019年3月アーカイブ

 工学探究科では、理工系四年制大学進学を目指し、これから必要とされる課題解決能力等をはぐくむことを目的に、2年探究実習の12月より4班に分かれ「自ら設定した工業に関する課題」に取り組みました。

 その成果報告会として、3月2日(土)に下記の内容による発表会を実施しました。
1.ゲーム製作
2.3Dプリンタ
3.環境
4.手仕上げ
 まず、嶋﨑俊樹工学探究科長の「よい発表会を期待している」という開会の話から始まり、発表をしていきました。

 ゲーム製作班はグループで分担してプログラムを作り、アナログ時計の表示、パズルゲーム、シューティングゲームを製作しました。

 3Dプリンタ班では3DCADでスマホケース、RCカー、ドローンを設計製作しました。

 環境班は水の純度を光の透過度で測定し、近隣の水路や川の水が醤油何滴分と同じかということを調査しました。

 手仕上げ班では、真鍮の丸棒を、工作機械に頼らず、工具を用いて加工し、オリジナルのアクセサリーを製作しました。

 また、本校と連携協定を結んでいる大阪産業大学の石原肇教授、高浪龍平講師を招聘し、「面白い着眼点から取り組みをしていて、とても良かった。」という講評をいただきました。

 最後に、竹中秀治副校長から、「疑問を持って、貪欲に解決方法を考えることが大事であり、その解決方法は至るところにある。このように、物事の本質を探ってみきわめようとすることが探究である。」という閉会の話がありました。
 各班ともに、短い期間の中で自ら設定した課題が達成でき、来年度に取り組む課題研究につながる内容となりました。

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