2018年6月アーカイブ
今年度の教育実習が終了しました。
実習生の皆さんは2~3週間(取得免状によって異なる)の教育実習で沢山の経験を積み重ね成長されました。
本校の生徒達も大学で学ばれている先輩の姿を見る中で、沢山の学びや進路に向けての希望が広がった事と思います。
実習生の皆さんありがとうございました。
6月16日(土)に2年生工学探究科と理工系大学進学を希望している生徒が、本校と連携協定を結んでいる福井工業大学のオープンキャンパスに参加してきました。
オープンキャンパスでは、学科説明・体験に参加した後、学園レストランでランチ体験をしたり、各自で大学構内を自由に見学しました。学科説明・体験では各学年で学ぶ内容、各プロジェクト紹介、原子力ロボットなどについて体験型のプログラムに参加しました。
このオープンキャンパスを通して、大学では何を学び、何を研究するのかを知り、これからの自分たちの進路に役立てるきっかけとなりました。
平成30年6月11日(月)機械技術科2年生の「実習」の時間を利用して、京田辺市にありますニッタ・ハース株式会社京都工場さんに行ってきました。私自身も初めて寄せていただく企業様で、非常にわくわくドキドキしながら、学校から京田辺市役所様の御協力のもと、京田辺市のバスで企業様へ向かわせていただきました。
会社に到着し、会議室で本日のスケジュール説明を受け、工場内の安全説明、私の方から今回の工場見学の目的を伝え、千葉社長様からご挨拶をいただき、会社概要説明、工場見学概要説明を受け、2班に分かれての工場見学へと向かいました。
「ニッタ・ハースは何を作っているの?」、「ニッタ・ハースがもし存在していなかったら?」、「ニッタ・ハースの凄いところ」を探すことをめざし工場見学に向かいました。工場内では前工程、後工程という大きく分けて二つの工程からなり、工場内に一歩足を踏み入れた瞬間、ものすごく明るくて、温度管理の徹底された工場だなと感じることができました。見学の中で幾つかの体験をさせていただき、各班1人ですが、クリーンルームで着用するクリーン着の試着体験をさせていただきました。また、工場内を見学させていただいている途中にがんばってお仕事をされている本校機械科(卒業時)、工業技術科(卒業時)の卒業生たちと偶然出会うことができ、卒業以来何年ぶりかの再会に心躍る気持ちで一杯でした。
工場見学終了後、会議室にて質疑応答の時間を取っていただき、「プラネタリウム運動とは?」、「外観検査を機械ですることはできないのか」、「環境対策は何か取り組んでおられますか」といった内容の説明を受けました。生徒からの質問にお答えいただいた後、「封筒や資料に印刷されているニッタ・ハースさんのマークには意味があるのか?」という質問に対して、夢ひょうたんを表しているということ、下から順に「過去、現在、未来」を表し、先端のちょろっと出ている部分はアンテナで、何事にも敏感に生きていくことが求められると教えて頂きました。
その後本校OBの押谷さん(42期生機械科)、山田さん(44期生機械科)、小島さん(51期生工業技術科電気技術コース)の3名の方から後輩たちに向けて自分の想い、自分たちが日頃気を付けていること、田辺高校での思い出等について熱く語っていただきました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、予定時間を少しオーバーしましたが、無事に工場見学を終えることができました。
最後になりましたが、お忙しい中、工場見学を快くお受入れいただきました「ニッタ・ハース株式会社京都工場の皆様」本当にありがとうございました。生徒たちの進路研究に向けて貴重な体験をさせていただくことができました本当にありがとうございます。
併せまして、本工場見学を準備段階から全面的にご協力いただきました「京田辺市役所の皆様」本当にありがとうございました。まだまだこれからもお世話になります、どうぞよろしくお願いいたします。
平成30年6月7日(木)機械技術科3年生の「実習」の時間で宇治田原町にあります、濵田プレス工藝株式会社京都工場さんに行ってきました。3回実施予定の2回目であり、また前回と違った内容の実習をさせていただくということで、生徒と同じようにわくわくドキドキしながら、バスに揺られて行きました。
工場見学に入る前に、植松工場長様から「企業の使命は、より良いものを、より早く、より安く、社会に供給し貢献することである」というお言葉をいただき、少し背筋を伸ばして、前回と同様に、三人一組に分かれての工場見学でした。前回(5月10日)とはずいぶん工場の中の雰囲気が違い、非常に大きなプレス機が連動して、作業員の方が絶妙なコンビネーションで作業をしておられる姿を間近で見せていただき、創業者のお言葉でもある「プレスは藝術だ」の言葉通り、一枚の薄い金属から、工程を重ねていき、製品が出来上がっていく姿を見ることができました。自動での溶接作業、粉体吹付塗装(嫌な臭いのしない塗装でした)、自分たちには困難な上向きの溶接を間近に見せていただき、自分たちでは遜色つけられないようなビードに追いても、丁寧に何が駄目で、回避するにはどうすべきかということを教えてくださいました。
体験実習では、前回は「さいころ作りを通してのネスティング」がテーマでしたが、今回は「サランラップと握りこぶし」でした。おもむろに三人一組でこぶしに、しわの出来ないようにサランラップを巻くように言われ、生徒たちはそれぞれに工夫をしながら、しわの出来ないサランラップの貼り方を試していました。実はこれが深絞り加工の基本だということに気付いたのは随分経ってからでしたが。
その後、工場に向かい、実際に自分たちの手で200tプレス機を操作させていただきました。この時、金属を引く力を調整して、力が強すぎたら、反対に弱すぎたらどうなるのかといったことを体験させていただきました。学校では絶対に体験できない貴重な体験をありがとうございました。
体験終了後、濵田社長様から「何事も物事はやりきることが大切」という言葉をいただき、濵田代表からは「生きている会社は、毎日日々挑戦と創造をしている会社で、日々同じことを繰り返している会社はそうではない会社である」という言葉をいただきました。
前回に引き続き、貴重な体験をさせていただき、沢山のメッセージをいただきました。濵田プレス工藝株式会社京都工場の皆様並びに、前回同様、工場見学に対して御協力いただきました宇治田原町商工会の皆様に厚くお礼申し上げます。皆様本当にありがとうございました。
今年度は「天理大学」「京都精華大学」「同志社大学」の3校から、3名の大学生が教員免許状取得のために教育実習に2~3週間の日程で来られています。
実習生の皆さんは、久々の母校での生活に懐かしさと、教育実習生として教壇に立つ厳しさの両方味わいながら、精一杯学んで、将来教員になっていただければと思います。
工学探究科では、大学についての知識を深め、進学意識を高めることを目的に、大学との連携講座を実施しています。
本日の講座では、香川大学 創造工学部より富永准教授と大学生4名に来校していただき、「情報国語」の講義では、物事を正しく伝える方法について説明していただきました。この講義を通して、会話だけで物事を正しく伝える難しさや、正しく伝えるための文章の組み立て方などを学ぶことができました。
また、大学生の中には、工学探究科から進学をした学生もいて、大学生活や大学での勉強について様々なことを聞くことができました。
6月2日(土)「平成30年度 京都府田辺高等学校PTA第56期通常総会」を実施しました。
平成29年度の会務報告、PTA会計・教育後援会会計報告が報告されました。
その後、平成30年度の本部役員が決定し、平成30年度活動方針、会務計画案と平成30年度PTA会計・教育後援会会計予算の案が示され、両案とも承認されました。
行事予定は、変更がある場合がありますので、学校からの連絡に注意してください。