理数探究科1年生 |
2021年度 海洋教育パイオニアスクールプログラム
夏期実習「地球環境と海の生態系」 |
令和3年7月26日・27日 |
7月26日(月)・27日(火)、理数探究科1年生がフィールド調査実習「地球環境と海の生態系」を行いました。
両日ともに天候に恵まれ、1日目は森班・海班は現地実習をそれぞれ無事に行う事ができました。2日目は京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所にて、前日に採取した試料を分析しました。
なお、この調査は「2021年度海洋教育パイオニアスクールプログラム」として、笹川平和財団海洋政策研究所の支援を受け実施しています。 |
○海班
フィールド調査では、調査船「緑洋丸」に乗船し、舞鶴湾と神崎沖の水質調査と底生生物採集を行いました。また、採集した生物の同定(生物の種名を調べて判定すること)や泥の観察を行いました。分析実習では地点ごとに採集した生物種を図鑑で調べました。 |
調査船で海に向かいます |
網で底生生物を調査します |
様々な生き物に出会いました |
特徴ごとに生物を分けていきます |
京都大学の先生に
多くのアドバイスを頂きました |
本を片手に生物を調べました |
○森班
フィールド調査では、由良川の支流である、犀川や綾部市志賀郷町での森林および土壌を観察しました。また、各所で水を採取し、水質や川を取りまく環境が上流から下流に向けてどのように変化するかを観察し、森林や土壌のはたらきについて考察しました。分析実習では、採取した水の分析や、捕獲した魚の胃内容物の観察を行いました。 |
ヒノキの胸高直径の計測 |
河川では水質や生物の調査を行います |
最後は河口での調査です |
2日目は実験所で分析を行います |
魚の胃の内容物を調べました |
京都大学の学生の方から
講義して頂きました |
海班・森班はそれぞれ自分の興味に沿ったテーマを選択し、分析結果についての考察をチームで行い、9月下旬に発表会を行う予定です。 |