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北野大茶会での研究成果発表

令和7年10月12日(日)
 北野天満宮で行われた「北野大茶会」に、本校理数探究科2年生の生徒4名が舞鶴支援学校さん、福知山成美高等学校さんと一緒に参加しました。
 このイベントは、今年4月から府内各地で行われてきた「きょうとまるごとお茶の博覧会」のグランドフィナーレとして、豊臣秀吉が「北野大茶湯」を開いた北野天満宮で10月11日(土)~13日(月)の3日間にわたり開催されました。
 様々な団体がお茶に関するブースを出展する中、本校は舞鶴支援学校さんの陶器や染物、成美高校さんのお茶を使った製品を販売するブースに交じり、課題研究の成果を伝える機会をいただきました。
 今年度、舞鶴支援学校さんからの依頼により、茶葉を使った染色・お茶染めを安全かつ色鮮やかに行うために科学的に探究しており、今回参加した生徒たちは課題研究の時間にこの問題に取り組んできました。
 従来のお茶染めは、お茶の成分が酸化されやすいため、染め上がりが茶色っぽくなってしまうことが難点でした。現時点では、様々な条件を調節することで、色鮮やかな緑色に染色することが可能になりました。普段は実験室で木綿の切れ端を用いて実験をしていますが、支援学校さんの手で工芸品として自分たちの提案した技術が用いられ、来場者の目を引く形あるものになっていることに生徒たちは感動していました。
 往来が激しく、来場された方にじっくりと研究の成果をお伝えすることは難しかったですが、中にはお茶染めを経験された方もいらっしゃり、その難しさを知っているからこそ成果物の鮮やかさをお褒めいただく場面もありました。お茶染めは完成ではなく、せっかく鮮やかに染めても日光に当たると短時間で退色してしまうという課題が残っています。私たちは今後も解決に向けてお茶染めの探究を重ねていきます。


いらっしゃいませ!来場者を呼び込みます

研究の成果に耳を傾けていただきました

お茶染めでつくられたコースターやブックカバー

日光が当たると下側のように色がくすむのが課題です

バナースペース









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