京都府立西舞鶴高等学校

「はじめましては文通で」令和７年８月19日(火)
西舞鶴高校生徒発案で始まった企画「はじめましては文通で」の交流会が、8月19日に岸本医院様の協力のもと開催されました。　本企画は、核家族世帯の増加や新型コロナウイルスの流行をきっかけに減少した世代間交流を取り戻そうとするもので、高校生と高齢者が文通で手紙をやり取りしながら関係を深め、最後に交流会で直接会うという取り組みです。これまで数回にわたり文通を続けてきたことで、高齢者の方々も「やっと会えるのを楽しみにしていた」と笑顔を見せてくださいました。　今回の交流会には、西舞鶴高校3年生の7人のうち5人が参加しました。会では健康クラブの時間を活用し、健康体操やお花づくりを一緒に楽しんだほか、生徒たちの自主企画として「お絵かき伝言ゲーム」も行われ、会場は世代を超えた温かな笑顔と笑い声に包まれました。　参加した高齢者からは「若い人と直接話せてうれしい」「また参加したい」といった声が寄せられました。生徒にとっても、看護や福祉などの進路を考えるうえで大きな経験となりました。　さらに、生徒たちは今後も文通を続け、12月に再度交流会を設ける予定です。西舞鶴高校生の積極的な地域での活動は、これからも新たなつながりを生み出していきます。（文：「はじめましては文通で」企画・参加生徒） ■ 交流会の様子