家政科の活動 ー1学期振り返りー
1学期が無事に終了しました。
今年度も家政科では様々な実習を通して学びの機会を充実させたいと考えています。
【家庭クラブ総会 (令和2年度総括/決算報告)(令和3年度実施計画/予算案)】
家庭クラブは家政科の生徒が全員所属するクラブです。専門的な知識や技術を活かして活動しています。令和2年度は文化祭での模擬店運営や校内研修、校外研修を行うことで貴重な体験をすることができました。令和3年度も文化祭を中心に農業科と連携して地域に発信できる取組を企画したいと考えています。
【6月7日(月)、14日(月) 2・4年生 家庭基礎(農業科)茶道体験】
日本の伝統文化に興味を持つきっかけとなることを目的に、家庭基礎の授業で茶道体験を実施しました。
裏千家から先生方をお招きし、お点前の作法、袱紗捌き(ふくささばき)だけでなく、「一期一会(いちごいちえ)」や「利休七則(りきゅうしちそく)」といった茶道から生まれた考え方について教えていただきました。
心穏やかにお茶とお菓子を楽しみ、伝統文化に触れることのできた貴重な体験となったようでした。
【6月22日(火) 家庭クラブ校内研修】
家庭クラブの校内研修を行いました。今年度は「美し山の草木舎」代表 渡部 康子先生をお招きし、山に自生する「つる」を使い、かごを編む「つるかご作り」体験に挑戦しました。最初は触れたことのない「つる」の扱いに苦戦していましたが、編み方を教わりながら、作業を進めているうちにそれぞれが個性的な作品を生み出すことができました。出来上がったかごは秋の文化祭で商品をレイアウトするために使う予定です。
【家政科授業の様子】
◯1年生 フードデザイン
よもぎを摘んでよもぎ団子を作りました。写真は自分たちで摘んだよもぎをゆでて細かく刻んでいる様子です。家政科の調理実習では1調理台に1人での調理を基本としています。そのため、全ての作業についての説明をよく聞いて、デモンストレーションをよく見て、実習を進めていかなければなりません。1年生もだんだん家政科での調理実習にも慣れてきて片付けまでスムーズに進めることができるようになってきました。
きゅうりの半月切りに初めて挑戦しました。調理技術検定4級の課題です。これから練習を重ねましょう。
◯3年生 フードデザイン
にんじんで「ねじり梅」という飾り切りに挑戦しました。筍の炊き込みご飯にねじり梅と木の芽を添えて春を感じる一品ができあがりました。緊急事態宣言中の調理実習の試食は容器に詰めて、HR教室での黙食で行いました。
1学期の校内検定の課題は「かぼちゃのそぼろあん」です。 かぼちゃの面取りとそぼろあん作りが検定のポイントです。
練習を重ねて校内検定に臨むことができました。
◯3年生 生活産業情報 美山小学校との交流事業 「レシピ動画作成」
地域の小学生が農業科3年生の指導の下、夏野菜を育てていることを知り、家政科では収穫予定の夏野菜(ピーマンとなす)を使った簡単なお料理の作り方を動画で説明する作品を製作しました。自分たちでレシピから動画の構成、せりふを考え、撮影も自分たちで行い、編集作業を加えて1分程度の動画が完成しました。 お家でお料理に挑戦してもらえたら嬉しいです。