大勢から指示されると混乱することがあります。 職場で指示を出していただく人を決めていただくと安心できます。
指示する内容を、具体物を使ったり、実際にやっているところを 見せたりするとわかりやすいです。言葉での指示は、短く簡単にして同じ表現でしてください。
今日一日の仕事や作業の順番など、なかなかすべてを覚えられないこともあります。 仕事の順番をメモ等で示していただくと、それを見てできることが多いです。
数や量について苦手な人もいます。箱に並べていったら10個になるとか、 できたらカウンタ−を1度押す等の工夫で無理なく正確にできることもあります。
作業がしやすいように材料を並べ換えたりすることが 気づきにくいことがあります。作業しやすい環境を作ることも教えてください。
「あれもこれも教えてやろう」とステップアップを考えていただくことがあります。 その時に、今やっている仕事が責任を持ってでき、自分なりに意欲的に仕事ができていることを大切に 進めてください。少しずつステップアップできることが大切です。