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を培う。
借り物でない自分の感性を見つける
作品制作の究極的な目的は、「自己の感性を表現する」ことではないでしょうか。「借り物でない自分の感性」を見つけ、必要な表現力を培っていく中で、多少の困難や課題があっても「楽しくて仕方がない」と感じ、もっと深く「学びたい」という意欲が、おのずから湧き出てくるものです。


豊かな感性を培う
では、その大切な「感性」はどのように培われるのでしょう。それは、生まれてからの生活経験と、日々の生活での出会いや体験を大切にすることから始まります。固定観念にとらわれず、「感動する心」を持って、素直に物事を見つめ、接することはとても大切なことです。実際の作品制作と共に、作品に直接対峙できる鑑賞の美的体験の機会を多く持つことで、「自己の感性」は、さらに深い広がりを持つことになります。


基礎・基本から、確かな表現力を身に付ける
自分が感じたこと、発見したこと、発想したことを作品化するためには、「確かな表現力」が必要となります。表現する力がなければ、普遍的で説得力のある表現とはなりませんし、自らの感性の広がりや深まりもありません。
そこで、表現する力の「基礎・基本」を、わかりやすく整理すると、大きくは「描写力」・「色彩表現力」・「立体表現力」の3つの力が必要であると考えられます。

作品を制作する過程で、この3つの力を総合・統合し、様々な表現を体験しながら、試行錯誤し自己の表現の可能性を探ることで、「感性と表現力」は、さらに豊かな広がりと深さを持っていきます。


3年間で、約30単位の授業で、表現の基礎・基本となる「3つの力」が十分に培える教育内容を精選した、カリキュラムの中で学習します。

「豊かな感性」と「確かな表現力」を培うために、美術・工芸専攻では、以下の独自の取組〈①~⑧〉を実施しています。