1 国際理解教育
国際社会に主体的に生きる日本人としての基礎的資質を養うため、人権尊重の精神を基盤にして、我が国の文化と伝統等を尊重するとともに、諸外国の文化や伝統を理解し尊重する態度を育成する。 |
(1) |
国際社会に生きる日本人の育成という観点から、学習指導要領に示された各教科等 における指導内容を踏まえ、年間指導計画に位置付けるとともに、教育活動全体を通じて組織的・計画的な実践に努める。 |
(2) |
自分の考えを持ち、相手に伝わるように表現する態度を養うとともに、外国の人々とのコミュニケーション能力の育成に努める。 |
(3) |
国際化が進展する中、我が国の国旗と国歌の意義を理解し、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗と国歌も同様に尊重する態度を育てる。 |
(4) |
海外から帰国した児童生徒などについては、学校生活への適応を図るとともに、外国における生活経験を生かすなど適切な指導に努める。 |
広い視野を持ち、異なる文化を持つ人々と共に生きていく資質や能力の育成 |
国際社会において、相手の立場を尊重しつつ、自分の考えや意志を表現できる能力と態度の育成 |
児童生徒の実態に合わせた異文化理解及びコミュニケーションの能力と態度の育成 |
2 環境教育
身近な環境や環境問題に関心を持ち、人間と環境とのかかわりについて理解を深め、環境の保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動する実践的態度や能力の育成に努める。 そのため、教職員の共通理解の下に、教育活動全体を通じて、児童生徒の発達段階を踏まえた組織的・計画的な取組を推進する。 |
(1) |
環境教育にかかわる各教科等の指導内容とそれらの関連付けを明確にした年間指導計画に基づき、総合的・系統的な指導に努める。 |
(2) |
児童生徒や地域の実態を踏まえ、体験的な学習や問題解決的な学習など指導方法を工夫し、環境に対する豊かな感受性と環境に配慮した生活や行動ができる態度の育成に努める。 |
(3) |
循環型社会を目指し、学校、家庭、地域社会及び関係諸機関の連携を図り、それぞれの教育機能を生かした環境教育の推進に努める。 |
身近な環境に意欲的にかかわり、問題を見いだし、考え判断し、よりよい環境づくりや環境の保全に配慮した望ましい行動がとれる態度の育成 |
環境にかかわる事象の因果関係や相互関係の把握力、問題解決能力及び環境の保全や改善に主体的に取り組む態度の育成 |
環境にかかわる諸問題を総合的に思考・判断し、賢明な選択・意思決定を行う能力及びよりよい環境の創造活動に主体的に取り組む態度の育成 |
身近な環境に親しみ、具体的な活動や体験を通して、環境の保全や改善に取り組む意欲・態度の育成 |
3 情報教育
社会の高度情報化に伴い、児童生徒の発達段階に応じ、情報手段を主体的に選択し、活用する情報活用能力の育成に努める。 |
(1) |
教育活動全体を通じて情報教育が推進できるよう、各教科等の目標や内容及び相互の関連を踏まえ、年間指導計画に位置付ける。 |
(2) |
各教科等の指導に当たっては、情報通信ネットワークやコンピュータ等の教育機器を積極的に活用して、児童生徒の興味・関心に応じた主体的な学習を展開するなど、指導方法の工夫改善に努める。 |
(3) |
情報教育を推進する組織体制の整備を進め、発達段階に応じて、情報の価値についての認識を高めるとともに、情報モラルに関する指導の充実に努める。 |
情報通信ネットワークやコンピュータ等を身近な道具として慣れ親しみ、抵抗感なく使いこなせる能力と態度の育成 |
情報通信ネットワークやコンピュータ等を、主体的に学び他者とコミュニケーションを行う道具として積極的に活用する能力と態度の育成 |
(1) | 情報通信ネットワークやコンピュータ等の活用を通して、主体的に学び考え、自分の意見を的 確に表現できる能力と態度の育成 | |
(2) | 海外との交流、進路情報の取得等、多様な目的のための情報活用能力の育成 |
児童生徒の実態に合わせた情報活用能力と態度の育成 |