平成14年度 努力点


 各学校は、学習指導要領、「指導の重点」及び『「京の子ども、夢・未来」プラン21 -京都府の教育改革-』を踏まえ、校長主導の学校体制の下、教育目標と学校経営方針を 明確にした創意ある教育課程を編成し、日々の教育活動の充実を図る。また、生涯にわた る学習の基盤を培うため、教育活動全体において基礎・基本を徹底して学力の充実・向上 を図るとともに、以下のことを重点課題として特色ある学校づくりに努める。

 小学校、中学校及び高等学校を通じた調和と統一のある教育内容を確立するとともに、 学社連携を推進し、児童生徒の学力の向上と進路希望の実現につながる指導の充実に努め る。

 学習指導要領及び幼稚園教育要領の趣旨に基づく教育活動の充実を図るとともに、授 業改善を推進し個性を生かす教育の充実に努める。

 豊かな心を持ち、たくましく生きる児童生徒の育成を図るため、道徳教育の充実に努 める。また、児童生徒の健康で安全な生活の確保に努めるとともに、生徒指導に当たって は、自らの課題を解決する意欲と実践力を育成する。特に、いじめや不登校を起こさない 指導の充実に努める。

 「人権教育のための国連10年京都府行動計画」を踏まえ、あらゆる教育活動を通じて 人権教育を推進し、その中で、同和教育上の残された課題の解決に向けて、積極的な取組 に努める。

 豊かな人間性を培う体育・スポーツ活動や芸術文化活動の充実を図るとともに、生涯 を通じて実践できる能力や態度を育成する。

 児童生徒の発達段階を踏まえ、環境教育の推進を図るとともに、国際理解教育の充実 を図る。また、高度情報通信社会を踏まえた情報教育を推進し、情報社会に主体的に対応 できる資質や能力を育成する。

 完全学校週5日制の趣旨を踏まえた教育活動の充実を図るとともに、開かれた学校づ くりを推進し、家庭や地域社会との連携を強める中で、それぞれの教育機能を生かして、 豊かな教育環境づくりに努める。

 管理職は、豊かな識見と的確な判断に立って校務全般に優れた指導力を発揮し、教職 員は、不断の研さんと組織的な教育実践により、自覚と使命感をもっておのおのの職責の 遂行に努める。特に、校長は学校経営を評価し、改善に努めるとともに、部長、主任など は管理職と一体となり、教育活動の活性化に努める。