平成18年度中学校学力診断テスト結果概要  

府内中学生の基礎学力は全体としては概ね定着

− 数学科の「応用的、総合的な問題」に課題 −

 

1 実 日  平成18年11月7日(火)

 

2 実施対象  府内全中学校(99校)第2学年

        国語(9,723人) 数学(9,743人) 英語(9,745人)

 

3 学力診断テストの目的

  学力の充実・向上を図るため、生徒の学力を把握・分析し、指導上の課題を明らかにするとともに、学校における個に応じたきめ細かな指導方法の工夫や改善の充実に役立てる。

 

4 問題内容等

  問題内容は、学習指導要領に示す目標・内容に沿ったものとし、出題範囲は、第1学年及び第2学年1学期までとしている。
 個々の生徒の解答状況から学習課題を診断的に分析できる問題とし、国語、英語は音声問題も出題している。

 

 

5 結果概要

 (1) 各教科の正答率・・生徒の学力は、全体として概ね身に付いている状況が伺える。

  【国語】                     【数学】                  【英語】

 76.1%

  

 64.4%

 

 71.6%

       

 

 (2) 「基礎的・基本的な問題」と「応用的・総合的な問題」の正答率

   全教科とも、基礎学力は全体として概ね身に付いている状況である。数学の「応用的・総合的な問題」の正答率において課題が見受けられる。

  【国語】             【数学】           【英語】               

基礎的・基本的な問題

 

基礎的・基本的な問題

 

基礎的・基本的な問題

 

 

 

  82.5%

  77.0%

  79.7%

応用的・総合的な問題

応用的・総合的な問題

応用的・総合的な問題

  70.1%

  52.8%

  63.4%

                                                                                 

 (3) 領域ごとの正答率・・ 英語「聞くこと」、国語「書くこと」に取組の成果が見られる。

            英語「書くこと」、数学「図形」に課題が見受けられる。

【国語】                        【数学】                【英語】

   領   域

  正答率

 

  領 域

  正答率

 

  領 域

  正答率

   

話すこと・聞くこと

 79.1%

 数と式

 68.1%

 聞くこと

 85.2%

書くこと

 82.5%

 図形

 54.8%

 読むこと

 67.9%

読むこと

 69.9%

 数量関係

 68.2%

 書くこと

 57.3%

言語事項

 79.9%

       

※学力状況の分析概要はこちら