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W 国語力の育成を考える
 5 学校における国語教育/国語科教育について
基本的な考え方   国語力習得のためには、国語の教育を学校教育の中核に据えて全教育課程を編成することが重要です。文化審議会答申では次のような点が必要だと喚起を促しています。   

○ 国語科で行うべきことと他教科で行うべきこととを相互の関連を踏まえて整理していくこと
○ 学習の進度についても様々な子供たちが存在しているという現実を踏まえること
○ 学習の目的を明確にした上で子供たちの意欲を喚起させるような在り方を考えること

 また、発達段階から考えて、小学校段階は国語力の向上に特に重要な時期です。この時期には、「読む・書く」の「繰り返し練習」により、国語の知識を確実に身に付けさせ、あらゆる知的活動の基盤となる国語力の基礎をしっかりと築くことが何よりも大切です。
「聞く」「話す」「読む」「書く」を組み合わせた指導   日常の言語生活においては、「聞く」「話す」「読む」「書く」というそれぞれの言語活動が複雑に組み合わされて用いられているのが普通です。国語教育においても、この点を考慮して、「聞く」「話す」「読む」「書く」という言語活動を有機的に組み合わせて指導していくという観点が大切です。 
国語科教育の在り方   「まなび教育推進プラン」では「確かな学力」の向上を大きな柱の一つとしています。その上で「考える力、想像する力、表現する力、これらを支える語彙力等の国語力はその基盤となる」とあり、国語力の育成を図る取組が求められています。
 また、文化審議会答申では、小学校段階での情緒力・論理的思考力の育成について以下のように述べています。
  ○ 「聞く」「話す」「読む」「書く」のうち、「読む」「書く」が確実に身に付くようにしていくことが大切です。
  ○ 「聞く」「話す」「読む」と「書く」を組み合わせて指導していくという観点も重視すべきです。
 これは、情緒力を身に付けるには「読む」ことが基本になること、論理的思考力の育成は「書く」ことが中心になると考えられるからです。
 さらに、日本の文化としてこれまで大切にされ継承されてきた古典については、日本語の美しい表現やリズムを身に付ける上でも音読や暗唱を重視することも望まれます。



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