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2022/01/24

安達教諭の突撃リポートNo.79

| by 網野学舎
和尚さんの思いを新たな形に。


 年度当初の4月に、網野町掛津の歴史をテーマに紙芝居を描いた海蔵寺の和尚さんから、より多くの人にこの紙芝居の内容を広めてほしいと本校に依頼を頂きました。そこで、企画経営科3年生のグループ7名が、課題研究の授業で紙芝居をもとに絵本や動画を作成し、地元地域に贈呈をしました。そして、1月14日の丹後活性化プレゼンテーション大会で、この取組を発表した3年生の二人に話を聞きました。

青木束爽さん(3年3組・網野中)
 私達は子供達や丹後に住む海外の方など、あらゆる方々に紙芝居の内容を知ってもらいたいと思いました。絵本班と動画班に分かれて作成し、和尚さんの伝えたい思いを大切にしながら、よりわかりやすい表現を考えたり、英語訳にも挑戦しました。
 作成中はそれぞれの役割を黙々とこなすという感覚でした。しかし、観光業界の方々への贈呈式で完成した絵本を贈呈したときに、多くの方々に期待していただいていたことを初めて知り、ようやく自分達のしてきたことの価値に気づき、胸が熱くなりました。この取組で、自分達の努力によって多くの人に感動や笑顔を与えることができただけでなく、自分自身も喜びや幸せを感じることができました。

松林美怜さん(3年3組・弥栄中)
 和尚さんから受け取った紙芝居を初めて読んだとき、地元の私達でも知らなかった歴史や事実がたくさんありました。小学生や中学生にはもちろん、観光で訪れる旅行客の方々にも、もっと丹後のことを知ってほしいと思い、絵本や動画を作り始めました。多くの人に興味をもって見てもらうために、「わかりやすい・見やすい」作品づくりに一番こだわりました。
 今回の作品は、自分達の力だけでなく、原作を作成された和尚さんや御支援いただいた観光公社様,製本に協力してくださった印刷業者の皆様、そして私達に大きな期待を寄せてくださった観光業界の方々のおかげで完成することができました。皆さんに本当に感謝しています。

…絵本や動画という新たな「形」に生まれ変わらせた彼女たちの取組が将来、和尚さんの「思い」と多くの人の心をつなぐ「架け橋」になることを祈っています。
(取材・文 安達卓能)

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