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2021/06/28

安達教諭の突撃リポートNo.66

| by 網野学舎
表彰以上の価値ある時間


 6月19日(日)に開催された「第37回全国高等学校簿記競技大会京都府大会」において、網野高校は団体競技の部で準優勝に輝きました。そこで、健闘した4名の企画経営科3年3組のメンバーに話を伺いました。

嶋津舞さん(峰山中)
 大会に向けての勉強では、本番さながらボールペンを使って過去問演習にたくさん取り組みました。難しくて覚えることが大変でしたが、この4人で一緒に勉強できてとても楽しかったです。大会本番では、第一部は順調でしたが、第二部は例年と比べて出題内容がバラバラで作戦通りにいかず、終わった後は「失敗した」と少し落胆してしまいました。結果発表で私達が呼ばれたときには、嬉しい気持ちよりも、信じられない気持ちが強かったです。私は高校を卒業したらサービス業に従事したいと考えています。この大会での経験を生かして、接客だけでなく事務処理もできる、会社にとってなくてはならない人材になっていきたいです。

瀬﨑萌さん(網野中)
 大会前の追い込みの時期に、私は勉強と他のこととの両立に悩むことがあり、みんなの足を引っ張っているのでは、と自分を情けなく思うこともありました。しかし最後は、私が出来る分野だけでもみんなに貢献しようと気持ちを切り替えました。本番の目標は、「解くべき問題をしっかりと解くこと」でした。正解だと確信があった解答もあり落ち着くことが出来ました。準優勝の発表を聞いたときには、他のメンバーの力が結果に出たと思い素直にすごいと思ったと同時に、無事に終わったことにホッとしました。私の将来の夢は、食品メーカーで商品企画をすることです。様々なことを両立し、挑戦していける人間に成長していきたいです。

給田江里菜さん(丹後中)
 大会は、緊張と周りの気迫に押されそうで、これまでやってきたことが十分に発揮できるか不安でした。また、想定通りに行かず焦ってしまう場面もありましたが、それでも精一杯の力を出すことができたと感じました。授賞式で名前があがった時は喜びの前に驚きすぎて声も出ませんでした。個人総合4位で自分の名前があがったときも同じでした。私は7月18日の全国大会にも出場することが決まったので、全力でぶつかってきます。私の夢は栄養士になって将来企業に勤務することです。今回の大会で、努力をすればその分しっかり結果が返ってくると実感することができました。これからも何事にもあきらめずに最後まで努力を貫いて頑張っていきます。

谷岡京香さん(網野中)
 勉強は過去問を中心に取り組みましたが、毎年出題傾向がバラバラで、対策を立てることが難しく、とても苦労しました。試験会場に入ると、他校の生徒がみんな賢く見えて初めから自信をなくしてしまいました。競技が始まっても、聞こえてくる電卓やペンの音に飲まれ、私は最後まで気後れしっぱなしでした。団体準優勝の結果を聞いた時にはすべてが報われたと思い嬉しかったです。両親も「頑張った甲斐があったね」と喜んでくれました。私は専門学科推薦を利用して国公立大学に進学し経営や経済を深く学びたいと考えています。将来は企業に入り商品の企画や開発に携わるような仕事に就けるよう、これからも努力していきます。

…勉強期間、オンラインを通してサポートをしてくださった前教諭の岩堀先生に対し、4人は皆感謝をしていました。苦楽を分かち合ったかけがえのない仲間との時間には、きっと「準優勝」以上の価値があるのかもしれません。
(取材・文 安達卓能)

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