京都府立洛北高等学校・洛北高等学校付属中学校

校長あいさつ

校長あいさつ

洛北高等学校・洛北高等学校附属中学校 校長    山本 康一

 令和元年度末には、新型コロナウィルス感染拡大防止のために、本校の教育活動計画を変更するなどの対応をとりました。関係各位の皆様には御理解御協力賜り誠にありがとうございました。また、本件の影響を大きく受けられました方々には心からお見舞いを申し上げます。
  さて、報道等によりますと、企業の時価総額ランキングでは、平成の30年間で世界上位企業の顔ぶれが大きく様変わりし、金額も10倍以上に膨れ上がり、今年の春闘では、世界的なAI人材確保のため、新卒一括採用、終身雇用、年功序列賃金に代表される日本型雇用慣行の見直しが争点になったということです。まさに、価値観や思考の方向が多様な時代が到来し、今、我々は大きなパラダイムシフトに立ち会っていると言えます。そして、このような社会に対応できる「生きる力」を身につけた人材を育成することが求められています。
 本校は、明治3年に日本で最初に開校された京都府中学校を前身とし、今年で創立150年(洛北高校としては70年)を迎える、歴史と伝統のある学校であり、「礼節の実践、学業に邁進、山水の愛護」の校訓のもと、各界に有為の人材を多数輩出してきました。平成16年には、京都府内の公立では初の中高一貫教育を推進するために附属中学校を開校し、6年間を通して系統的に学びを深めています。
 洛北高校は、「文理コース」「スポーツ総合専攻」「中高一貫コース(サイエンス科)」が三位一体となって形作られ、それぞれの特色を生かしながら、今後の社会を主体的に担っていくための高い人間力を培う教育の推進を目指してまいりましたが、普通科「中高一貫コース」は、平成30年度の入学生から、専門学科「サイエンス科」となり、さらなる高みを目指しているところです。また、平成16年度からは文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定をうけ、理科・数学に重点をおいた探究的な学びの改革に努めてまいりました。
 昨年度も、多くの教育活動、部活動において生徒諸君が大いに活躍し、進路においても素晴らしい成果を上げることができました。
 これは、生徒諸君の努力もさることながら、今日までの教育実践の積み重ねの上に成り立つものであり、多くの方々の御支援、御協力の賜物であると考えております。
 社会のありようや価値観が大きく変化し、先行き不透明な時代と言われる中、次代を担う子どもたちがしっかりと社会を生き抜くための力を身につけ、たくましく成長できるよう、「伝統」と「創造」を基軸に取り組んでまいりますので、今後とも本校教育の発展に御理解・御支援賜りますようお願いいたします。
 なお、京都府では平成30年度より「京都府母校応援ふるさと事業」という、「ふるさと納税」の仕組みのような取組が始まっています。京都府中学校(京一中)ならびに洛北高校の関係者の皆様には、生徒の教育環境向上のためにご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

  令和2年4月1日
     京都府立洛北高等学校
     京都府立洛北高等学校附属中学校校長       
     山 本 康 一

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