図書館だより R8年度 第4号
日本付近には秋雨前線が停滞しており、曇りや雨のぐずついたお天気が続いております。今年は台風も多く、日本の各地でとてつもない量の雨が集中して降り、大きな被害があちこち出ています。災害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、一冊の本を紹介したいと思います。 三浦しをん著『舟を編む』をご存じでしょうか。ある出版社の辞書部に配属された人々を中心に描いた小説です。登場人物の一人、岸部みどりに「たくさんの言葉を、可能なかぎり正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることだ。歪みが少なければ少ないほど、そこに心を映して相手に差し出したとき、気持ちや考えが深くはっきりと伝わる。......」というモノローグ(独白、心の中のセリフ)があります。 すばらしい本に偶然出会えるところ、それが図書館。あなたのその出会いは、宝くじを当てるよりずっとステキなことだと思います。