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10月28日(水)に、桂福丸の「Fun to 落語」を鑑賞しました!-1

 

 今年度は古典芸能分野で、桂福丸の「Fun to落語」を楽しみました!
 新型コロナウイルス感染拡大予防に努めつつ、京都府丹後文化会館にて、午前と午後の2回公演で鑑賞しました。

 演目は「解説と英語落語」『動物園』桂福丸さん・「落語」『道具屋』桂治門さん・「紙切り」林家正楽さん・「落語」『時うどん』桂福丸さんの順番に行われました。

 左側が桂福丸さんです。右側が桂治門さんです。

 落語についての解説では、落語は400年くらい前から始まったことや、顔の向きを使って何役もこなすことをクイズや実演をしてもらいながら知っていき、福丸さんの巧みな話術によって落語の知識を楽しく学びました。

 解説の後には"英語で落語"、『動物園』という演目がありました。英語だと、話の内容がわかるのだろうかと思いましたが、全く問題がなかったです。わかりやすい表現や動作が面白く、また間の取り方を使って笑いどころが自然と伝わってきました。

 大きな歓声のあった「紙切り」では、まず「野を駆ける馬と少年・相合傘・線香花火をする少女」などを切ってもらいました。正楽さんは体を動かしながら、口を動かしながら、すばやく形を切っていきます。スクリーンに映された作品のクオリティーの高さには、思わず「おお~」「すごっ」と声を漏らしていました。

 また、生徒がお題を注文する機会があり、前半では「龍・日本列島」、後半では「法隆寺・落語家さん・カエル」などを切っていただきました。特に、「日本列島」のお題では、いったん匙を投げるような仕草の後に切り始め、期待を遥かに超えるストーリーのある作品が映されると、「ドっ」と会場が湧きました。

 
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