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第3回看護・医療の教室

 

 11月7日に、京都府立医科大学連携指定校(府内7校)の事業として、『"脳"の健康を考える-生活習慣と脳の健康 -』を演題に、北部医療センターの 中川正法 病院長より講義いただきました。

 脳の構造から認知症発症のメカニズムや、生活習慣に見る認知症の発症・進行の予防など、自分や家族への知識だけでなく、将来医療従事者を目指すものとして貴重な話となりました。また、丹後地域は「百寿者」が全国平均の2.5倍にのぼり、北部地域の特徴を活かした地域社会の実現が、未来の日本社会を先取りすることなどを学びました。

 

〔感想〕

 認知症の方との関わりを持つ上で、適度な距離感を保つことが大切だと知ることができました。理学療法士が運動療法などを通して認知症の患者さんをサポートできることも知り、将来自分もそんな存在になりたいと強く感じました。高齢化率が上昇し、医療従事者が不足している丹後に、私自身何か貢献できたら良いなと思いました。また、医療従事者だけでなく、地域社会が患者さんや高齢者を支えるコミュニティも必要だと感じました。(3年)


 私が考えている職業は、認知症の方や高齢者の方と、多く、深く関わる職業です。今日の講演を聴いて、アルツハイマーなどの病気のことについてもっと詳しく知識をもって、患者も家族の人も支えることができるような医療人になりたいと思いました。また、認知症は日々の生活習慣を見直すことで、少しは防ぐことができる病気だと知りました。今日から自分の生活習慣を見直すことや、家族や友達のことも気にかけられるようにしたいと思いました。(3年)


 京丹後市には高齢者の方の割合が多いだけでなく、「百寿者」の方の割合が全国に比べてとても多いことに驚きました。これからは、平均寿命が伸びてくる一方、健康寿命を伸ばすという面でも大切になってくるので、自分は健康を維持していきたいのと、将来は医療人になってたくさんの人の健康を維持できたら良いなと思いました。(1年)

 
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