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日誌

オススメブックリスト2020
12
2020/08/20

高尾幸弘先生のオススメ本を読んでみよう!

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私が今回オススメするのは、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ()です。

 

主人公の中学生は、カトリック系の私立の小学校で学んだ後に、いわゆる地元の底辺公立中学校に進学することに決めます。その中でいろいろな人に出会い、たくさんのことを考えて、お母さんとたくさんの会話を交わします。そのやりとりに色々考えさせられます。

中学生が、ここまで考えられるのはちょっと凄すぎないか?と思うくらいしっかりしていて、中立で冷静な視点に驚かされますが、世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考え方があり、その中で自分はどう考えて生きていくのかが、どんな世界にいても大切なことだと気付かされます。

なぜ、この主人公と著者であるお母さんが、地元の底辺公立中学校に進学することを決めたのかというところで、「私立の中学校は進学実績も立派ではあるけれど、今まで通りのやり方で、こうやっておけばそれでいいでしょという雰囲気があり、なにかこう勢いがなかった。それに対して地元の公立中学校は、少し前までは荒れていたけど、今はどんどん変わってきて、学校全体の勢いが感じられた。」とあります。あれ?なんか最近そういう話を聞いたことがあるような気がしませんか。

さあ、明日もがんばろう!と思える本でした。

 いよいよ今日から、2学期が始まります。1年でもっとも長い学期です。ときには勉強や人間関係に疲れてしまう日もあるかもしれませんが、そんなときには、この本を思い出してみてください。



06:30
2020/08/19

伊達深雪学校図書館司書のオススメ本を読んでみよう!

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  私が今回オススメするのは、『百姓貴族』荒川弘(作画)です。

ふだん「探究」「探究」「生涯学習」と、総合学科やみらいクリエイト科向きっぽい本を紹介したり、おしゃべりしたりすることが多い私。でも、一流のスポーツ選手が体を動かすばかりでなく読書に親しみ、技だけでなく心を磨いたり頭で考えたりして上手くなるように、アグリサイエンス科のみなさんにぜひ読んでほしい本もあくさんあるんです!(もちろん、他の学科のみなさんにも!)

  そんなわけで、今回は生徒の皆さん全員にお勧めですが、なかでも、将来、食や農業に携わるだろう人にはぜひ読んでおいてほしい本を厳選しました。ショート漫画なので、ネタバレになりそうな内容紹介は控えます。どんなに読書が苦手と思っている人も、まずは開いてみてください!

  明日からはいよいよ、2学期がスタートします。学校図書館では、先生達のオススメ本のほかにもたくさんの本が、みなさんに読んでもらえる日を待っています。 本棚にびっしり詰まっていても、きれいに机に飾ってあっても、それらは全部、誰かに読んでもらうための本です。 遠慮しないで、気になった本はどんどん手に取ってみてくださいね!



09:37
2020/08/16

坂根先生のオススメ本を読んでみよう!

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私が今回オススメするのは、『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』池上彰(著)です。

  

想像してみてください。建築現場でレンガを積む仕事をしている人が3人います。1人ずつに、「何をしているのですか?」と聞いてみます。すると、1人目は「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ。」と答えました。2人目は、「レンガを積んでお金を稼いでいるんだ。」と答えました。最後の人は、「レンガを積んで、多くの人が喜んでくれる教会を作っているんだ。」と答えました。

さぁ、この話が伝えたいことは何でしょう。全く同じ仕事をしても、仕事に対する考え方が違っていますね。仕事を「やらされている」と感じるか。お金のためと思うのか。目的を持って取り組むのか。最後の人のような働き方ができることが理想ですね。

近い将来、みなさんは、人生の多くの時間を捧げて働くことになります。 仕事の時間が充実すれば、人生も充実すると言えるでしょう。しあわせな人生を送るためにどんな働き方をすればいいのか、高校生のうちに何を考えればいいのか、マンガやイラストを交えながら、たくさんのメッセージが書かれています。ぜひ手に取ってください。



08:30
2020/08/13

小澤郁佳先生のオススメ本を読んでみよう!

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私が今回オススメするのは、『阪急電車』有川浩(著)です。
   

実際にある、 阪急宝塚線の宝塚駅から西宮北口駅までの8駅を舞台に1駅1話の構成で描かれ、 往復で全16話の短編を繋ぎあわせた小説です。 普通の小説との大きな違いは、 特定の主人公がおらず、 登場人物の普段の生活を物語にしていることです。 だからこそ、 それぞれが抱えている悩みは、 恋の始まりや、 別れ、 人間関係の悩みなど様々です。 問題に現実味があり、 共感できるところがこの小説の特徴の一つです。

この小説で関わる人はみんな、 初対面です。 偶然同じ車両に乗り合わせ、 たまたま話をし、 何気なく言った言葉が相手の考え方を変えるきっかけになります。 自分の人生を決めるのは自分ですが、 変わるきっかけを与えてくれるのは、 自分だけでなく、 人との関わりの中にあるかもしれません。 だからこそ、 自分の言動を改めると同時に、 多くの人と積極的に関わろうと思える一冊です。 柔らかい口調で読みやすいと思うので、 ぜひ読んでみてください。




15:43
2020/08/10

山内聡子先生のオススメ本を読んでみよう!

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 私が今回オススメするのは、『世界から猫が消えたなら』川村元気(著)です。

 

何かを得るためには、何かを失わなければならない…。        自分にとって、本当に大切なものが何かを考えさせられる一冊です。人生は一度きり。いま、人生が終わってしまうとしたら、悔いのない生き方ができていますか? 悔いのない選択ができていますか?                                               

当たり前にあるものは当たり前ではないということを改めて考えされられます。                                        

読みやすい本だと思いますので、一度手に取ってみてくだ台。映画にもなった作品です。 


 


15:22
2020/08/07

作山彩香先生のオススメ本を読んでみよう!

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私が今回オススメするのは、『マジカルグランマ』柚木麻子(著)です。

 

主人公は元女優の70代主婦、 正子。 映画監督であった夫とは同じ敷地内の別々の場所で暮らし、 数年口を利いていませんでした。 そんな正子が75歳を目前に携帯会社のCMで再デビューを果たすことになり、 「日本のかわいいおばあちゃん」として一躍有名になります。 ところが、 夫の突然の死によって、 実は仮面夫婦であったことが世間にばれ、 理想のおばあちゃん像であった正子に対し、 世の中は背を向けるように。 また、 夫には多額の借金があることがわかり、 返済するため、 彼女のもとに集まってくる事情を抱えた仲間とともに様々なアイデアを考えつきます。

この物語の魅力は主人公正子の“したたかさ”がとても面白く描かれているところだと思います。 欲深く、わがままで、人に嫉妬する。75歳にしてそれを隠すことなく生きる正子の姿は痛快で、読み終えたとき、 なぜかパワーをもらったような気持ちになりました。 人生のどこか途中地点を終わりと決めるのではなく、年を取ってもいつまでも何かに夢中である人になりたいと思わせてくれます。 ぜひ読んでみてください。


15:20
2020/08/04

宮川遙先生のオススメ本を読んでみよう!(2冊目)

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先日紹介した『ブルーピリオド』に続いて、もう1冊のオススメ本は、『無人島に生きる十六人』須川邦彦(著)です。

 「この大波をくぐっても、 一人のかすり傷を受けたものもない。 これはいつかきっと皆が揃って日本へ帰れる前兆に違いない。 これから島に行って、 愉快に暮らそう。できるだけ勉強しよう。 きっとあとで面白い思い出になるだろう。」

                                                  

時は明治時代。 太平洋で難破した16人がたどり着いたのは、 木すらろくに生えていない無人島だった! 助けがいつ来るかもわからない、 食糧も水もろくにないこの島で、 彼らはどうやって生き延びるのか?! 状況は絶望的ですが、 読んだ後にはこの16人に拍手を送りたくなるような小説です(なんとモデルは実話!)。 今の状況だからこそ、 読めばきっと元気をもらえるはず!





10:08
2020/08/01

山田真規子先生のオススメ本を読んでみよう!

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私が今回オススメするのは、『おウチde俳句』夏井いつき(著)です。

 

TBS系『プレバト!!』(木曜放送)を皆さんは見ていませんか? 俳句の先生である著者が、 出演者をいつもズバッ! と斬る様を楽しんでいます。 私は、 日々を愛しみたい、 子育ての記録を残したい、 皆さんとの一瞬を切り抜けたら、 そんな思いで俳句にチャレンジしたいと長年思ってはいるのですが。 なかなか形にはなっておりません。

 

自作ではありませんが・・・

  「お風呂での涙は顔を洗うふり」   さとい

 

誰でもそうだと思いますが、 私もお風呂に入って泣いた夜は数え切れません。 泣けるうちに泣きましょう。 笑える時に、 思い切り笑いましょう。

家から一歩も出なくても俳句は作れる! そのノウハウがこの本には詰まっています。 どこに居ても、 いつだって俳句はできる。

皆さんも、 青春の記録を残してみませんか?

 

歳時記のおすすめは、『2020年版 夏井いつきの365日季語手帖』。豊かな季語が生活の中に存在していることが分かりますよ。

 

 


12:04
2020/07/29

安井國士先生のオススメ本を読んでみよう!

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 わたしが今回オススメするのは、『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルト(著)です。

  

わたしには、 3人の子どもがいます。

生まれる前は、「無事に生まれてくれれば、 それだけで良い。 」 と思っていました。

ありがたいことに、 3人とも無事に生まれ、健康に育ってくれています。

無事に生まれてくれさえすればいいと思っていたはずなのに、 成長するにつれ、 親には様々な欲が生まれ、 そして悩みます。 わたしも子育てに迷ったことが何度もあります。

厳しく育てた方が良いのか? 感情的に子どもに手をあげたこともありました。

そして自己嫌悪に陥り、 また悩む。

子育ての学校はありませんから、 ほとんどの親は自分が育てられたように、 自分の子どもを育てる傾向にあります。

わたしは、 この作品に出会ったことで、 親としても教師としても、 大きく変われたと思っています。

この作品には、 子育ての多くのヒントが書かれています。 同時に良好な人間関係の築き方とは、 どういうものなのかということも、 教えてくれています。 

皆さんには、 この本を通じて、 子育ての素晴らしさや難しさを知ってほしいし、 皆さんを育ててくれている親の気持ちも考えてほしいと思っています。 コロナ禍の今だからこそ、 優しさや愛情をもって人と接していきたいですね。

 


15:18
2020/07/26

宮川遙先生のオススメ本を読んでみよう!(1冊目)

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私が今回オススメするのは、『ブルーピリオド』山口つばさ(作画)です。 

 「冷静になんかなんなよ。 今は描いた枚数と上手くなった分だけが、 俺の自信だ」

 成績優秀だが、 友人との夜遊びが絶えない主人公、 矢口(やぐち)八虎(やとら)。 一見楽しい学生生活を送っているように見える彼ですが、 何も夢中になれるものがない自分に焦りを抱いていました。 ところがある日、 八虎は美術室で一枚の絵を見かけます。 それをきっかけに美術大学を目指すことを決意し、 そのなかでも最難関とされる東京芸術大学を目指すことになるのです。

この話の一番の魅力は主人公、 八虎の成長と努力です。 八虎はそれまで絵を本格的に学んだ経験も、 誰もが認める絵の才能もあったわけではありませんでした。 それを八虎は努力で補おうとします。 途中で天才のライバルが現れたり、 自分の才能に限界を感じたりしても、 今できる最大の努力をしています。 あがきながらも前に進もうとする八虎には勇気をもらえます。 ぜひ一度読んでみてください!



10:07
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