第2章 子どもスポーツ充実プラン

今後5年間のステップ


T 家族や地域の人々と運動やスポーツに親しむことができる環境をつくります

子どもたちにとって、家族や地域の人々と一緒にスポーツを行うことは、楽しくかけがえのない貴重なひとときであり、子どもたちが成長してからも、運動やスポーツを継続して行うきっかけとなります。

そのための環境の整備・充実に努めます。




<NOTE>
この欄は、以下の『 』で示す計画当初版各施策と今回の改定との関連を示しています。
T 身近な人々と運動やスポーツに親しむことができる環境をつくります
 3 『子どもたちが「わくわく」する外遊びやスポーツ体験の充実』
 これらを「子どもたちが体を動かしたくなる場」 に統合し、発展させます。
U 子どもたちの「やる気」を応援します
 1 『子どもたちも気軽に参加できる「総合型地域スポーツクラブ」の活用』
 3 『子どもたちが「わくわく」する外遊びやスポーツ体験の充実』
  について、校種間連携に焦点を当て、推進します。
 1 『公共スポーツ関連施設の利用充実』
 2 『親子・家族で運動やスポーツを楽しむことができるイベント等の充実』
 これらを統合し、発展させます。
 4 『「子どもスポーツ」情報ステーション(インターネットホームページ)の開設』
 について、今後、内容の充実と迅速な配信に焦点をあて、推進します。
学校や地域における「遊びや運動」の場の充実

 府内の各市町村の小学校等では、多くの地域ボランティアスタッフ等の協力により放課後や土曜日を活用した「京のまなび教室」や「放課後児童クラブ」等が、また、府立高校では「サタデー広場活動事業」が実施されており、子どもたちにとって新たな遊びやスポーツ体験、仲間づくりの場になっています。

 また、スポーツ少年団をはじめ、子どもから大人まで誰もが気軽に参加することができる「総合型地域スポーツクラブ」や府立学校などの「開放型地域スポーツクラブ」が府内各地で活発に活動しています。

今後もこのような「子どもが体を動かしたくなる場」の充実に努めます。

スポーツを通じた校種間連携の推進

 府内の各地域では、近隣の小・中・高等学校において運動部活動を通じた校種間交流が行われています。合同練習会等の交流を通じて、競技力の向上はもとより、子どもたちの間に校種の壁を超えた新たな人間関係の広がりも見られています。

 今後もこのような校種間連携を推進します。

家族や親子で参加できる運動・スポーツプログラムの充実

 府内の公共スポーツ施設との連携を図りながら、家族や親子で気軽に参加できる新たな運動・スポーツプログラムの提供と充実に努めます。

 また、「京都ギネス記録」として認定している『京都・ギネスに挑戦!』を様々な場で幅広く楽しんでいただけるよう、その挑戦種目の充実に努めます。

インターネットを活用したスポーツ情報の提供、広報活動のさらなる充実

 京都府では、『京のOWNネット』にスポーツコーナーとして「京都スポーツキューブネット」を開設し、府内のスポーツに関する情報を発信しています。

 今後は、「子どもスポーツ」に関する情報についても速やかに提供できるよう、その機能の充実に努めます。