第1章 生涯スポーツ推進プラン 

 プランの目標


 すべての人々が、それぞれのライフステージに合わせ、身近にいつでもスポーツに親しむことができる環境づくり

 5年間のあゆみ 


T  具体的目標と現状

 具体的目標
(1) 成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%(2人に1人)以上にする。
(2) 総合型地域スポーツクラブを50クラブ以上にする。

 現状(成果)
(1)  成人の週1回以上のスポーツ実施率
 平成20年 40.0%
 平成15年 39.6%
「京都府民のスポーツに関する調査」(京都府教育委員会)

 平成20年調査と平成15年調査とではあまり変化はなく、一方で「運動やスポーツを全くやらない」割合が2.3%増加し、運動やスポーツを「する人」と「しない人」の差が広がる傾向が見られます。

(資料 「京都府における週1回以上のスポーツ実施率の変化」参照)
(資料 「運動やスポーツの実施頻度について(前回との比較)」参照)

 実施率に変化が見られない原因として、「これまでから運動やスポーツをやっている人」の実施頻度は高まっているものの、「運動やスポーツをやりたくても機会(時間の余裕や場所)がない人」など、新たな参加が進んでいないことがあげられます。


(2)  京都府内の総合型地域スポーツクラブ数
  平成20年 28クラブ
  平成15年 9クラブ

 クラブの創設状況を市町村別で見ると、すでに創設されている市町が15、未創設市町村が11という状況です。府内でクラブ数が3倍に増加したものの、創設市町村数はあまり増加していません。(平成21年3月現在)
 クラブが創設された市町では、クラブの地域スポーツ振興に果たす有用性が認識されつつあります。 クラブによっては、スポーツ振興はもとより、子どもたちと高齢者の世代間交流や安心・安全のための取組への協力、文化的行事の開催など、住民の絆を強め地域力の再生に大きな力を発揮しているところもあります。
 しかし、その一方で、クラブの活動を推進するための会員、指導者や運営スタッフ、財源の安定した確保等、共通する課題もあります。