
御廟【重文】
石塔【重文】
百萬遍知恩寺について
知恩寺は、浄土宗大本山寺院で、一般には「百萬遍さん」の名で知られています。御影堂を中心に釈迦堂・阿弥陀堂などの諸建築が配置された構成は、近世浄土宗伽藍の特徴を理解する上で価値が高いものです。
御廟及び石塔について
御廟及び石塔2基は境内東北に拡がる墓地の一画に位置しています。
御廟は、方1間、宝形造、本瓦葺の建物で、内部に宗祖法然上人及び第二世源智上人の無縫塔を安置しています。
石塔2基は、福井県の一部でしか採掘されない笏谷石が使用されています。当初は共に十三重塔であったと考えられますが、西側の塔は二層を欠失しています。

|修理の内容
御廟は、経年による破損が見られたことから、屋根葺替と木部の部分修理を行っています。
石塔2基は、両塔とも全体的に風化の進行が著しい状態でした。また周りの植栽が基礎石下に根を張り、塔全体を傾斜させていました。以上のことから、石塔を解体し、抜根及び地盤改良を行い、薬剤による石材強化を実施しています。
