
開山塔【重文】
開山堂【重文】
無縫塔2基【重文】
泉涌寺について
泉涌寺は鎌倉時代に入宋僧俊芿によって宋風の大伽藍が造営され、諸宗兼学の道場とされました。ただしこの時代の建物は度重なる火災によって焼失し、現在の伽藍の多くは寛文年間(1661~1672)に再興されました。
開山塔及び開山堂について
開山堂は御陵の奥にある土地に築かれ、堂の内部に石造無縫塔の開山塔が安置されています。開山塔は開山俊芿の墓で、その様式から鎌倉時代に造られたとみられます。開山堂の北には室町時代の無縫塔が2基並びます。

|修理の内容
開山塔は部分的にクラックが生じているため解体修理を実施中で、一部の部材は完全に割れてしまっていたことから、部材を繋ぎ合わせる修理を行ったほか、石材の強化を行いました。
開山堂は屋根檜皮葺きが前回修理から約30年を経過し、一部小屋材の破損も確認されたことから檜皮葺替とそれに伴う小屋組材の修理、また建具や壁等の部分修理を実施しています。
無縫塔2基は長年外部にさらされてきたために、クリーニングと石材強化を実施予定です。
