嵐山城跡

嵐山の山頂に位置する守護代香西元長の居城で、洛西でも最大級の面積を持つ城館です

住所:京都市西京区嵐山元録山町

位置:京都府遺跡マップ
標高:380m 比高:350m

概要:桂川に北面する嵐山山頂に位置します。城跡は嵐山の山頂から南に下がる尾根上を中心に遺構が展開しており、洛西でも最大級の面積を持つ大規模な城館で、一部には石積みも確認できます。

 文献史料には、『二水記』永正2年(1505)9月10日条に「嵯峨城」との記述があり、この城が当城であり、山城下五郡の守護代香西元長の居城であったことがわかります。そして、永正4年(1507)8月1日に西岡衆の襲撃にあい落城したことが『多聞院日記』に記載されています。

当城跡は、城主が判明して落城時期も明確で、かつ遺構の保存状況も良好な城館です。

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