学校案内

 
 

 平成22年4月に開校した京都府立八幡支援学校は、7年目の春を迎えました。

 

 昨年度は、第46回博報賞という大きな賞を思いがけず受賞させていただき、スクールパートナーでもある京都八幡高等学校と本校との交流及び共同学習が改めて注目された年となりました。これも開校以来両校の連携の中で、両校の児童生徒の将来のために意味あるものにしようと、様々な創意工夫をしながら地道に取組を積み上げてきた、その成果が評価されたものであると強く感じます。

 

 残念ながらまだまだ社会においては、障害のある人を見るときに「支援を受ける側」「何かをしてもらう側」として見てしまう風潮は色濃く残っています。

 そんな中、この4月1日から障害者差別解消法が施行されましたが、その目指すところは、「障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、共に生きる社会を作ること」とされています。つまり、共生社会の形成です。

 

 本校の卒業生が、地元社会の中で、自分に自信を持って人に働きかける姿、胸を張って自分にできる仕事に向き合い、与えられた役割を果たそうとする姿は、障害があるということが決して支援を受ける側ではないこと、全ての人が支援を受ける側でもあり、また、同時に与える側でもあること、そして全ての人が等しく素晴らしい存在であることを多くの人に気付かせてくれることでしょう。そして、そこに本当の意味での共生社会の形成につながる道が開けるのだと思います。

 

 6年間の毎日の授業と京都八幡高等学校との交流及び共同学習をとおして、私たちが改めて確信した八幡支援学校の存在意義がここにあります。

 

 7年目を迎え、この度、本校は、文部科学省「平成28年度特別支援教育に関する実践研究充実事業」の指定を受けることとなりました。共生社会の形成に向かう社会の流れの中で、共生社会の中でこそ発揮できる「生きる力」の獲得に向け、これまで以上に日々の授業を大切にしていきたいと考えるところです。

 7年目を迎える本校教育への御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

 

京都府立八幡支援学校