
相互評価を生かす! 発表会の冊子完成(家政科)
1月15日(金)
来週の19日(火)に家庭科、20日(水)に農園芸科、3年生の課題研究発表会が
すぐそこに近づいてきました。
家政科では、先日の「発表会リハーサル」の際に生徒たちが互いに記入した「評価表」
をフル活用している様子でした。
使用された「評価表」には次の項目があります。
チームとして ①研究内容に創意・工夫がしてあるか。
②研究テーマに沿ったレポートができているか。
③発表が適切にまとまっており、わかりやすいか。
④情報機器や掲示物を効果的に活用していたか。
個人として ⑤発表の仕方はよかったか。
(声の大きさ・言葉・態度・工夫等)
自分たちの班(チーム)の自己評価を含め、自分たち以外の班についても、班員全員分
の評価欄が設けられており、ABCの3段階評価と感想(コメント)欄もあります。
ざっと見せてもらうと、全体には厳しく、さらには適切に評価・コメントをしている評
価表が多く、自分たちが取り組むべきレベル、めざすレベルのイメージを高く掲げている
ことがわかります。
コメントで多いものは、
1 パワーポイントのスライドについて
・スライドと発表原稿の内容がかみあっていない。
・スライドの字やグラフが小さい(細かすぎる)。
・スライドの枚数が少なすぎる。
・スライドが文字ばかりである。イラストや写真を入れては?
評価の高いものとしては
・スライドがシンプルで見やすい。
・スライドの構成がしっかりしている。
・伝えたい大切な部分の色を変える等の工夫がある。
・文字の色が統一されており、見やすい。
・円グラフが大きくてわかりやすい。
2 発表の仕方について
・発表の声が小さい。
・早口でわかりにくい。
・トーンが低い。
・滑舌が悪い。
・前を見て話せていない。
・表情が暗い。
・目線が下に向いている。
・発表者以外の話す声が気になる。
評価の高いものとしては
・ハキハキしていて聞き取りやすい。
・声の大きさが良く、切るところもわかりやすい。
・話すスピードを意識的にできている。
さらに、服装の乱れや機器の操作ミス、服を着せたマネキンの設置場所、また、発表
者の立ち位置、担当する原稿量のバランス、リハーサルまでの練習量の推察まで指摘は
多岐に及んでいます。
現在の3年生は、下級生のころに先輩たちのさまざまな発表を見ています。先輩たち
も最後までがんばりました。到達したいレベルにこだわって、最後まで粘るのが弥栄分
校の伝統です。3年生の頑張りに期待です!